齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

CD-30のドライブレコーダービューア

 さて、ルーミーに装着しているセルスターのドラレコのCD-30ですが、これは360度撮影+リアカメラモデルです。

 

 で、勿論、そのままの映像でも、側面の映像はばっちり映っています。けど、専用ソフトで見れば、もっとくっきり見られます。

 

 セルスターのサイトにアクセスして、お客様サポートをクリックし、[ドライブレコーダー・デジタルインナーミラービューア]をクリックして、自分が買った機種から検索していけば、専用のビューワソフトが無料で手に入ります。

 

 で、以下は、私の自宅のパソコンにそのソフトをダウンロードし、実際に私が撮影したCD-30の映像を確認した映像です。

 

 パソコン画面上で再生されている様子を専用のソフトを用いて録画しました。これはビューアソフトとは別ですが。まあ、そちらは各自で調べてください。

 

 とにかく、このビューアソフトの素晴らしいところは、360度撮影可能なカメラの性能を存分に発揮出来ているところです。

 

 カーソルを合わせて見たい方向に引っ張れば、その方向に自動で向きを向けてくれるのです。これならば、側面や後ろでどのような事態が発生して事故に至ったのか、はっきり判明します。現状で、これ以上の性能は望めないと思います(2022年1月現在)。

 

 ただ、このビューアソフトで確認できるのは前方に設置している360度カメラの方の映像だけのようです。後方のリアカメラは360度撮影タイプではなく画角の狭い範囲限定のカメラなので、カーソルで移動することは出来ません。再生自体も、このビューアソフトでは不可能でした。まあ、後方のリアカメラの映像は、普通に他の再生ソフトで見られます。だから、そちらで確認しましょう。

 

 とにかく、その時の速度や、GPS機能でその時にどこを走っていたのかまで分かるのです。これは素晴らしいことです。何か事故が発生した時に、強力な味方になってくれるでしょう。また、事故相手が悪くて事故が発生したのに、相手が嘘を言って来て、被害者のこちら側が悪いように仕立て上げようとしてきたとしても、これさえあれば、回避出来るでしょう。

 

 とにかく、自動車保険の対人・対物無制限補償に加入するのは勿論大前提です。但し、もしもの事故の時、こちら側が有利になる証拠がなければ、警察や裁判所を納得させることは不可能です。だからこそ、ドラレコ費用はケチらずに、高くても金を掛けましょう。

 

 まあ、勿論、ドラレコの証拠映像により自分が不利になることがないように、自分はしっかりと安全運転でドライブしてくださいね。自分が原因で事故を起こしてしまった時は、ドラレコの映像が決定的な証拠となり、自分の悪さが判明してしまうのですから。

 

 

 

 ※もしかすると、地図上の移動位置表示とか、この動画には映っていないかもしれない。この映像を撮影したのは、ウィンドウズ11に付属しているゲーム画面撮影の機能です。無料で使えたからこれにしました。けど、なんか、後方装着リアカメラの方で、たしか地球儀みたいな丸い箇所をクリックしたら地図が表示されていたのに、確認出来ませんでした。なので、あくまでも、上から重ねて表示される画面は映らないのかもしれない。けど、実際には地図が表示されて、その上をカーナビの自車表示みたいに少しずつ移動していく様子が映っていました。その他の項目も、上から重なって表示されるタイプの表示は映っていないのかもしれない。でも、まあ、現時点では、私はこれ位しかやり方を知らないので、これで我慢してください。

 

 

 ↑後方のリアカメラの映像も、この専用ビューワソフトで再生してみました。が、無理でした。やっぱりこのソフトは、360度カメラで撮影した映像を思う存分確認する為のものであり、リアカメラは無理ですね。

 

 まあ、このように、絶対に360度撮影可能なドラレコの方が遥かに良い。交通事故の約半数は側面からの衝突によるものらしい。故に、側方が撮影されていなければ、もしもの時に証拠能力が低い。だから、側方や斜め後方までバッチリ撮影可能な360度撮影モデルにしましょう。

 

 勿論、セルスター以外のメーカーからも360度撮影モデルは出ています。どうしても値段を見て「高いなぁ・・・購入を止めようかな・・・」と思ってしまうかもしれません。でも、家のローンや車のローンはめっちゃ高い金で契約するのに、なぜドラレコは、設置費用込みでたかが8万円程度なのに、躊躇するのでしょうか?人生が破滅するのを阻止するという意味では、見栄を張った結果の何百万円もの車のローンよりも、こちらの高性能な360度撮影可能なモデルの方が遥かに大事かと思います。

 

 見栄を張って新車の500万円のアルファードを購入して、毎月の返済費用を7万円とか支払い続ける位なら、最初から180万円程度で買える新車のルーミーを買って、ドラレコの方に金を掛けた方が良いと思うのですが。本当に必要ですか?あなたとあなたの家族にとって、新車のアルファードというのは?無理していませんか?

 

 私はスチールホイールの、一番下のグレードのルーミーを、決算時期というんですかね、大幅値引きしてくれる時期に買いました。で、サンバイザーとかフォグランプとか付けて、総額178万円位でした。アルミホイールを選べば、それだけで55000円位アップだからなあ。まあ、一番下のXグレードでも、安全装置はけっこう付いているしな。インフォメーションディスプレイも、上のグレードのはTFTのディスプレイとかいって、けっこう豪華だけど、俺のルーミーはシンプルなのです。上のグレードはタコメーター付きですが、俺のは付いていません。上のグレードはターボ付きですが、俺のモデルは自然吸気の1リッターエンジンです。でも、モビルスーツのザクⅠみたいでシンプルな格好良さがあるから、これでいいや。動力性能も、三人乗っても特に不満はない。

 

 でも、そんな私でも、タイヤとドラレコには金を掛けます。タイヤは、夏タイヤは特にウェット性能を重視します。冬タイヤは、台湾メーカーのナンカンの安いスタッドレスとかは、2シーズン限定なら性能が良いらしいのですが、流石に4シーズンは持ちません。でも、日本のタイヤメーカーのヨコハマタイヤのアイスガードだったら、4シーズン持つらしい。まあ、この前、最新型のアイスガード7が発売されたので、それまで最新型だったアイスガード6が旧型となり、かなり安く購入出来るようになりました。でも、性能的にはちょっと前まで最新型だったので、まあ、素晴らしいのです。だから、今度、ルーミー用に、やっぱり日本メーカーのスタッドレスタイヤを買いたいと思います。これが【安心を買う】ということですね。見栄を張ることは安心を買うことではありません。それはステータスを買うことです。安心を提供してくれるのは、高性能なドラレコであり、高性能なタイヤなのです。

 

 まあ、このセルスターのCD-30は、現時点(2022年1月)では最新モデルかもしれません。が、いずれ新型が出て型落ちとなります。そうすれば値段も安くなると思います。また、ユピテルとかケンウッドの360度撮影モデルは、イエローハット平塚田村店で見た限りでは、もうちょっと安かった。勿論、配線費用は同じ値段でしょうが、本体代金は若干安かったと記憶しています。でも、まあ、性能面では、このセルスターのCD-30が最強だと思いますが。

 

 あと、配線ですが、私は電源裏取りを選びました。その方が配線が見えずにスッキリするからです。後々のことまで考えれば、絶対に、高い金を支払ったとしても、電源裏取り方式の配線を選びましょう。

 

 又、上の映像では夜間ですが、セルスターのCD-30は、夜間、車内を赤外線を使用して撮影するので、けっこうくっきりと、ドライバーの私が映っています。これが安い360度撮影のドラレコだと、赤外線装置が付いていないと思うから、車内の映像がもっと暗くなってしまうかと思います。だから、購入する時は、隅々まで性能を比較検討しましょう。今の時代はユーチューブにも新製品の紹介動画があり、各社のサイトにも詳細な説明書きが掲載されていますから。

 

 なので、大して勉強もせずに購入すべきではありません。色々と調べましょう。五時間位は調査に時間を掛けましょう。だって、一度設置したら、車の場合、ずっと五年とか八年とか十年とか使用し続けるのですから。

 

 安易な気持ちで「一番安いのでいいや」とか、「前方録画モデルだけでいいだろ」とか「前後録画モデルで十分なんじゃない?」とかいう妥協は止めた方が良いと思います。もしもの時、万が一の時、側方が映っておらず泣きを見るのはあなたかもしれないのですから。

 

 また、ユーチューブで、各社の最新の360度ドラレコの比較動画とかもけっこうあります。けど、それらはあくまで、その撮影者の感想なのです。とあるユーチューバーによる、各社から出ている最新型の360度撮影タイプのドラレコの比較動画で、そのユーチューバーは、CD-30はボタンが3つしかないので操作し辛いと感想を述べていました。が、実際に私は操作し辛いとは思いません。慣れればなんてことはありませんでした。なので、あくまでもユーチューバーの意見は、その人間個人の意見なので、あんまり真に受けないようにしましょう。まあ、でも、高性能なドラレコの方が良いに決まっていますけどね。