齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

CD-30 高速道路 360度カメラ+リアカメラ①

 さて、高速道路を走った時の様子です。360度カメラ+リアカメラで撮影するとどうなるか、よく見てください。

 

 私は、高速道路こそ、側方がちゃんと記録される360度タイプが重要である、と考えています。だって、この前、高速道路で、ぶつかりはしなかったが、側方から煽って来て、それを避けようとしたおばちゃん運転の車が、左側の分離帯っていうんですかね、あの、出口と本線の間にあるでっぱった部分に正面衝突して死亡した事故があったからです。

 

 まあ、その側方からフラフラとおばちゃん運転の車に寄って来た車は高級車で、建設会社の社長が運転していたらしい。でも、おばちゃんの車にドラレコが未装着だったので、そいつを逮捕するまでに約一年も掛かった。まあ、高速道路上に設置してあるビデオカメラ等から割り出したらしい。

 

 で、なんでその社長がフラフラと寄って来たかというと、なんか、タブレットだかカーナビだかを、操作か、凝視していたから、らしい。アホやね。高速道路は文字通り高速走行で、時速90kmとか100kmとか出ているのに、前方以外を凝視するって、マジで恐ろしいよな。でも、実際に、こいつみたいな野郎が日本全国に大勢いるからな。

 

 まあ、自転車乗りでも、マジでスマホを左手で見つつ、更にスマホを左手の指で操作しつつ、右手で自転車のハンドルを握り、漕ぎながら進んでいるアホを、この前目撃しました。

 

 まあ、きっと、そいつは損害賠償保険にも入っていないだろうから、実際に誰かを轢いたら、被害者に対して損害賠償数百万円とか、殺したり障害者にしてしまったら9800万円とかの損害賠償金額を背負うことになると思う。事実、そういう事例はあった。

 

 このように、自転車乗りだろうが、自動車乗りだろうが、マジで、赤の他人が注意しても無駄だし、赤の他人が注意したらキレるからな。マジで危険人物なんだよな。危ない。だから、こういう人間の屑の被害に遭ってしまった時の為に、せめて証拠を残せる360度タイプのドラレコは必須アイテムなんですよ。

 

 もしも記録する装置がなければ、平気でそんな屑野郎は嘘をつくので、最悪、泣き寝入りするか、逆に被害者側が加害者とされてしまうぞ。