齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

腕切断

 人間の身体の部位の中で、最も重要なのは、きっと[腕]だ。

 

 昔、外国のネット上で、[両目を失明すること]と[両腕を切断すること]で比較して、どちらが嫌か、という質問が、究極の質問として議題に上がっていた。で、みんな答えに窮したらしい。

 

 確かに目は超重要だ。しかし、たとえ失明しても、行動範囲は狭まるが、日常生活は何とか出来そうだ。トイレットペーパーで尻も拭けるし、トイレットペーパーの在庫の位置さえ把握すれば、自力でトイレットペーパーの交換も可能であろう。慣れればね。

 

 トイレットペーパーはヘルパーさんに買いに行ってもらうことも可能だ。だから、まあ、両目の失明は最悪クラスの結果ではあるものの、う~ん、果たして、両腕を喪失することと比べて、より悪い結果だと、確実に言えるだろうか?

 

 ちなみに、俺の回答は、たとえ両目を失明したとしても、両腕が万全な方が良い。マジで両腕は、それほど重要なのだ。両脚を切断したとしても、義足があるし、車椅子もある。それらが無くても、這って進むことは可能だ。

 

 しかし、マジで両腕が無ければ、本当に詰むかもしれない。昔、たしか[典子は、今]という映画を観た記憶が、うっすらとある。たしか、先天的な障害で両腕が無い人で、器用に両足の指を使って、色々なことをしていたような。

 

 でもね、生まれた時から身体障碍者の人と、人生の途中で両腕を喪失した人とでは、マジで衝撃の度合いが桁違いだからな。

 

 なので、まあ、今ある腕を大切に。そして、肉体を欠損しない為にも、安全運転をしましょう。そして危険な走行をしている奴には、わざわざ近付かないように。フラフラして走行しているボケていそうな老人が運転していそうな車がいたら、距離を取れ。離れろよ。けっして近付くな!

 

 巻き添えを食らわない為にな。