齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

不測のくじのヤリス①曲がりくねったカーブの先に・・・

 ただ単に走るだけなら老人でも可能だ、だって車の免許があるんだよな?

 

 ただ進むだけならアクセルを踏めば進むし、ただ止まるだけならブレーキを踏めば止まる。

 

 が、事故というのはいつも、予測していなかったことが起きた時に起こるものだ。

 

 そして予測する力、予測力は、人それぞれ異なる。

 

 予測力がある人はありとあらゆる可能性を予測するし、予測力のない馬鹿は少しも予測していない。

 

 具体的に言えば、昔、栃木県の鹿沼市で二十代半ばの男が運転するクレーン車が小学生の登校の列に突っ込み六名をミンチにして殺害した事故があったが、その男は、その大事故を起こす前まで、物凄い数の事故を起こしている。

 

 詳しくは各自で調べて欲しいが、高校生時代の原付による事故も含めて、余裕で10回以上の事故を起こしている。

 

 勿論、悪党なので、当て逃げも沢山やっているのだろうなあ。

 

 まあ、悪党でも、予測力のある悪党なら、そもそも悪党にとっても事故なんて面倒で損しかないのだから、出来ることなら事故なんて起こさないのが最良なので、予測力のある悪党は事故は起こさないがな。

 

 マジで予測力の無い奴は運転免許を返納してくれ。

 

 日本は狭い道路で自転車やら歩行者やら物凄い障害物、しかも動く物体だらけなんだ。とっても危険なんだ。

 

 アイダホ州の広大なじゃがいも畑とだだっ広いストレートの道路みたいな簡単な道路ばかりの地域じゃねーんだよ、日本は!

 

 俺の予測力を見せるので、学習せよ!

 

 

 上の動画の53秒辺りで、左カーブで、草が生い茂って道路にまではみ出している。

 

 そして左カーブ。その先に、丁度カーブの曲がった先に、上って来る人がいた。

 

 ここは平塚の湘南平である。湘南平という頂上に展望台がある見晴らしの良い山である。でも、ここには歩行者専用道はない。なので、しばしば車道の脇を歩行者が歩いて上って来る。

 

 たまにはランニングして上って来る人もいる。

 

 なので、俺は危険を察知して、その背の高さ位まで生い茂った草の左カーブの先に誰かいるのではないか?と予測していたので、冷静に対処出来た。

 

 勿論、エンジンブレーキを効かせて下ってきており、更にフットブレーキも所々併用している。

 

 そして予測力のない馬鹿はイニシャルDみたいにかっ飛ばして、何も考えずに、先が見えないのに、この箇所を高速で突っ込むだろう。

 

 そして対向車にぶつかるか、この人を轢き殺すのだ。マジでアホ。

 

 

 で、この二番目の動画も同じく湘南平の下りの映像だが。

 

 まずこの動画の中では、2分19秒で、対向車が対向車線脇を進んでいた自転車を追い越してくる。つまり対向車がこちらの車線にはみ出してきた。

 

 そんなことは余裕で予測できた。この程度も予測できずに減速しない馬鹿は運転免許を返納してくれ。

 

 こちらが優先なんだから減速せずに突っ込むぞ!なんて主張している奴は、遅かれ早かれ事故るから。公道では張り合うな!事故回避の為に譲れ!時と場合にもよるが。

 

 で、2分35秒にも対向車がはみ出してくることを予測していた。これはカーブで、しかも対向車は幅の広いでかい車だから、当然、こちらの車線にはみ出してくると予測していた。狭い道路だからな。

 

 だから減速して通過のタイミングをずらした。

 

 そして、4分13秒、一本目の動画と同じ個所かな?背の高さの草が生い茂った急な左カーブの先には、自転車を押して上る子供らしき人物がいた。

 

 しかも道路の幅一杯まで広がって自転車を押していた。そしてこの人物は、俺の車を見ると、急いで反対車線に移動したが、本当は移動する前に後方を確認すべきなのだ。しかし何ら確認していない。

 

 で、少し後に、やはり上って来る車がいた。少しタイミングが遅れていたら、この人は上ってきた車に轢かれていたかもしれない。

 

 これ、本当は、この自転車を押して上っている人は、対向車線に、つまり画面では右側の車線を上らねばならない。本当はこっち側を上って来ては駄目なのだ。

 

 まあ、ここをもう少し進んだ先には進和学園という、知的障碍者の施設がある、と記憶している。だから、もしかしたら、ちと予測する力のない人物なのかもしれない。だって元々反対車線を上って来ていたからな。

 

 ただ、こんなケースは日本全国、どこでもある。交通ルールが~とか主張しても、このケースでも、勢いよくカーブを進んでいたら、ブレーキが間に合わずにこの人物を轢き殺していただろう。

 

 その場合、相手の過失で多少は差し引かれるだろうが、やはりこちらが殆ど悪いと裁判所は判断するであろう。

 

 だってカーブの先が見えないのに、なぜ何かがあったとしても止まれない速度で突っ込んだんですか?あなたが悪いですよね!と言われて終了だ。

 

 あと人間じゃなくても、何か瓶とかガラスの破片とかがカーブの先に散らばっていた場合、こちらのタイヤがパンクしてしまうので、やはり慎重になるべきだ。

 

 タイヤがパンクしたら面倒だからな。俺は昔、タイヤ一本だけが釘を踏んでしまい、一本のタイヤだけ交換する羽目になり大変だったよ。イエローハットで一本だけ注文してさ、溝の深さとか関係あるので、もう本当に一本だけ交換とかマジで勘弁だよ!金も凄い勿体ないしよ!

 

 箱根の畑宿の道でも、なんか麦茶を入れるようなガラスの容器が、なぜか道路上に落ちていたからな。割れていなかったが、あんなの踏んだら確実にタイヤはパンクするし、ガラスの破片も散乱させてしまうことになるからな。

 

 今日も新湘南バイパスを走ったら、どこかのアホが落下させた段ボールの束が落ちていた。そういう風にけっこう落下物とかあるから、やはりカーブの先は見えないのだから、高速で突っ込むべきではない。