齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

救急車に道を譲れ②対向車線から救急車が来たら?

 とにかくサイレンが聞こえたら、どこかに救急車がいないか気をつけよう。

 

 俺もこの前、運転中にサイレンが聞こえた。で、左右が見え辛い交差点だったが、少し待ってみた。

 

 で、来ないので左折した。

 

 そうしたら、その先の曲がり角を救急車が曲がって行った。

 

 このように、正確に救急車がどこにいるのか当てることは難しい。

 

 が、どこかしら近くにいるから、気をつけておこう。

 

 

 

 

 

 対向車側から救急車が来ていれば、右折は一時停止して、先に救急車を行かせよう!

 

 上の動画は、俺が無理して右折していたら、もしかしたら救急車の動きを止めてしまっていたかもしれなかった。

 

 救急車が来ていたら、とりあえず無理しない方が良いかもしれない。逆に急いでどいた方が良いこともあるかもしれないが。

 

 まあ、その場、その場の状況によるな。

 

 

 

 

 

 で、この動画は、まあ、藤沢駅近くの道路だが。

 

 対向車線は詰まっており、反対車線、つまり俺の進路の車線しか空いていなかった。

 

 これで俺がバカみたいに何も考えずに突っ込んでいたら、進路上で救急車と正面を向き合う形になり止まっていただろう。

 

 その場合、俺の車が後退せねばならないが、俺の後続車は俺の車が進んだから俺の車の後ろにぴったりくっついて進んできてしまっていたかもしれない。

 

 そうなれば、連なってしまっていた。

 

 連なった車を全て後退させることは骨が折れる。

 

 よって、この場面で俺が無理して進まなかったのは正しい判断だ。

 

 俺が進めば、俺は何とか切り抜けられても、俺の後続車のどこかで救急車を塞ぐ形になってしまっていただろうから。

 

 よって先頭の俺が、この場面では止めるのが最良だと判断した。

 

 こういうことを瞬時に判断できないと、結局、他の場面でも事故を起こすような、いい加減でだらしない運転をすることになる。