ドライブ中の事故というのは、人生でほぼ唯一と言っていいほど、人を殺す気が無くとも人を殺してしまう危険性を秘めた行為だ。
まあ、プレス機の工場とかも最近は安全対策が為されているしな、そうそう事故は起こらないだろう。
しかしドライブ中というのは、野村證券の社員みたいに人を傷つける可能性の全くない仕事であっても、人を殺してしまう危険性がある。
だから注意せねばならない。
よくハリウッド映画であるような、運転中の男が助手席の女の方を、運転中なのに数秒間見つめている間に大事故が起こるなんてアホなことは、現実世界でやってはならない。
前の車が横断歩道手前で止まった時、自分の車も追突せずに止まれるように、ちゃんと車間距離を空けておかねばならない。
よくいるよなあ、車間距離を詰め過ぎなドライバーがさ。
何かあったらぶつかるではないか。
静岡県の東名高速道路でも、追い越し車線で六台位がぶつかる事故のせいで、俺は何時間も足止めを食らった。
車間距離を取らなかったので、止まらずに追突したんだな。
詳しい理由を知らずとも、そうだということは分かる。
だって平常運転時の追い越し車線の流れる車共の車間距離を見ても、詰め過ぎだからな。