齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

究極!変態バイク⑥

 バイクはうざい。

 

 マジでうざい。

 

 行儀の良いバイクもいるが、大抵のバイクはすり抜けをする。

 

 この前、藤沢の道、たしか国道一号線だったか?

 

 お彼岸の祝日で大渋滞で、車列は動かなかった。そんな時、二車線あって、車列の中央をバイクがすり抜けて来て、いきなり停止中の俺の車の目の前を斜めに左側に行った。

 

 で、左端を進んで行った。

 

 でもこれ、運が悪いと、左端の後方からもバイクが来ていたら、バイク同士でぶつかると思うのだが。

 

 これ、ロシアンルーレット運転だよな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バイク乗りは、自分が生身の剥き出しの、海老のむき身みたいに柔かいプリンプリンのお肉の塊だということが理解できていないらしい。

 

 自動車事故でも、車体がひしゃげて中にいた人間がグロく変形してしまうというのに。

 

 それでも車なら、ある程度までの事故なら中の乗員は助かる確率が高い。たとえ軽自動車であっても、衝突安全実験は繰り返されているからな。

 

 しかしバイクの場合、衝突安全実験なんてされてないだろ。

 

 だって生身の体が剥き出しなんだから。

 

 フライドチキンとか、スーパーで売っているお肉とか、その程度の柔らかさに過ぎない。

 

 人間の体なんて柔らかくて直ぐに壊れるからな。

 

 なのに乱暴な運転をして、バイク保険に約半数が未加入って、命知らずにも程があるだろ!