齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

点灯無視⑥再度ブレーキランプの点検を!

 ブレーキランプは、まあ、最近の車は左右のブレーキランプに加えて、リア上部中央にハイマウントストップランプがある。

 

 よって合計三か所、ブレーキを踏んだことを知らせるランプが備わっている。

 

 三か所あるからといって、一か所でも切れたら、即、ブレーキランプは交換しよう!

 

 

 

 下の一番目の動画の3分20秒位から映る、白い日産のバンだが、なんとハイマウントストップランプのみ点灯していて、両脇のブレーキランプは切れている。

 

 じゃあ、残り一つのハイマウントストップランプが切れたら、もうブレーキをかけていることを知らせるランプはない。完全なる無灯ブレーキとなる。

 

 

 

 営業車でしょ、これは。

 

 まあ、個人経営の店なのかもしれないけどさ。流石に両脇のブレーキランプを切らして営業で飛び回るのはどうかと。

 

 営業用ではない仕事用の車だとしても、駄目だろ。

 

 そもそもハイマウントストップランプは補助的な役割であって、メインは左右のブレーキランプなの。

 

 片側だけなら、まあ、最近切れて気付いていないだけだろう、とも思うけど、流石に両側が切れているとなると、ズボラ過ぎる。

 

 ライトは両方同時に切れることなんてないだろ。なんか切れる時期がズレるようになっているんじゃないのか?

 

 とにかくブレーキランプが点かない状態で後続車に追突されたら、相当な過失割合を認定されて、貰える賠償金がかなり減額されると思うよ。

 

 だから自分を助ける意味でも、ブレーキランプは切れたら即交換だ。