齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

東京DQNeyランド⑫狭い道で人を轢くDQNになるな!

 昔、岐阜県の林業短期大学校という所に通っていた時、同級生が、ホンダのスポーツカーのインテグラ・タイプRに乗っていた。

 

 で、住宅街の中なのに、急加速で、ギュイーンと、時速75キロ位か、それ以上出ていたな。

 

 マジで馬鹿だな。まあ、在学中はそいつは誰かを轢き殺してはいなかった。が、そいつは車の運転が趣味だから、そんな運転を続けていたら、いつか必ず誰かを轢くよな。

 

 だってロシアンルーレットやパチンコやパチスロと一緒で、繰り返していたら、いつか必ず当たるからな。

 

 カジノのルーレットの赤の25に賭けることは、そりゃ滅多に当たらないよな。赤か黒かに賭けるのなら二分の一なので頻繁に当たるだろうが、番号まで指定するとなると、滅多に当たらない。

 

 が、それでも何百回も賭け続ければ、いつか必ず赤の25に当たる時が来る。

 

 まあ、交通事故の場合、当たれば最悪だけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 狭い道で、よくもまあ、かっ飛ばせるよな。

 

 俺なら怖くて無理だわ。

 

 勇気と蛮勇は違うよな。

 

 例えば命の危険がある暴風雨の時に、港に行って、大波が押し寄せるギリギリ手前で叫んでいて、大波に攫われて水死体になったとしたら、それは、そいつの人生は一体何だったの?という疑問符がつく。

 

 命を無駄にしてはならないんだよなあ。

 

 それは他人の命もそうだし、自分自身の命もそうなんだよなあ。

 

 だから俺は今日も狭い道では安全運転します。

 

 まあ、どの道でもそうなのだが。