齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

東京DQNey死~⑪DQNアトラクション【4】

 煽り運転をするDQNも、まだまだ沢山存在する。

 

 まあ、文明が高度に発達し過ぎたので、みんな忘れていると思うけど、肉体や脳味噌のレベルは五千年前の人間と何ら変わっていない。

 

 なんか江戸時代にもDQNは大量にいたらしい。

 

 江戸の長屋で、とある結婚式があって、そこに長屋に住む独身のDQNが、結婚式当日なのに、いきなり新婦の所に行って、「ちょっとその奥さん貸してくれよ~」みたいにしつこく迫ったらしい。

 

 マジでイカレている。で、その馬鹿を長屋の誰かが木材で殴り殺したのだが、そのバカの母親はまともな人だったので、賠償請求とかせずに、息子が迷惑かけました、となり、めでたく幕を閉じたと。

 

 なんか江戸時代の庶民の記録を紹介する本の紹介のヤフー記事で、そんな話を読みました。

 

 つまり200年前も1500年前も2600年前も、ルールを守らずにDQN行為をするバカは一定数いたという訳だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 とにかく交通事故とか、交通トラブルというのは、イラつくよな。

 

 だって相手の素性が分からない相手とのやり取りは、そもそも疲れる。

 

 そんな素性の知らない相手が、同じ道路上に超大勢いるのだから。

 

 こんな時代は、人類史上、未だかつてなかった。

 

 江戸時代なら荷車でとことこ運んだり、徒歩で移動したりしていたので、相手の顔を認識する時間的な余裕はあった。

 

 なので街道で向こうからヤバそうな風体の奴が接近して来ていたら、避ける回避行動を容易にとれた。

 

 しかし現代は、バイクはフルフェイスヘルメットを被って高速移動してくるし、車は相手の顔なんて良く見えないまま、超高速で接近してくるしで、相手がどんな人間なのか認識する暇もなく事故が発生してしまう。

 

 人間、こんなに瞬時に判断せねばならないことの連続なんて、車の運転位だったろう。

 

 要するに、人類史上初の、物凄く忙しない時代という訳だ、現代は。

 

 だからこそ、DQNっぽい奴がいたら、近付くな。