齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

ドストアホスキー 【右と直】②右直事故解説

 まあ、これはネットで拾った動画の右直事故の解説です。

 

 こういう対向車線が渋滞中に、右折して店とかに入りたい時、対向車に譲られることがある。

 

 つまり対向車線の渋滞の車列に、ぽっかりと車が通れる位の通路が出来る訳だ。

 

 で、大抵の人はそこを勢いよく曲がるんだ。

 

 だが、それは危険な行為だ。

 

 俺も同様な場面に出くわす時は多々ある。そんな時は、バイクが来ているかもしれないので、一旦停まって、バイクが来ていないことを確認して、店に入ります。

 

 そこまでしないと駄目だから。だってこちらからは対向車線の車列の左端を、バイクが高速で接近して来ているなんて見えないんだから。

 

 対向車の左サイドミラーならばそれが見えるが、見えたからといって、右折して店に入ろうとしている車の運転手に伝える手段はない。クラクションを鳴らしても、なんかビックリさせてしまうと思って、俺なら鳴らさない。

 

 あくまでも譲られて、その譲りに乗って、右折を選んだドライバーやライダーが確認すべき事柄なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、最後の動画は、私の運転時に撮影された右折車と直進バイクの事故未遂の動画です。

 

 まあ、事故になったらなったで、俺のドラレコ映像のSDカードを警察に提供したり、警察の聞き取り対象になったりと、色々と面倒だったので、事故にならずに済んで良かった。

 

 とにかく目の前にいた白いルーミーは不用意に右折し過ぎ!

 

 確かに対向車が途切れて、最後の白い軽自動車が左折したから、安心して右折したのだろう。

 

 しかし白い軽自動車の左後方にバイクがいて、丁度、白い軽自動車の陰になる形になっていたから、白いルーミーからでは見えなかったのだ。

 

 で、危なく右直事故未遂になったと。

 

 ダメだって、見える範囲内でのみ判断したらさ。対向車の陰にバイクやロードバイクがいるのではないか?と想定しないと駄目だから。

 

 そこまで想定しないと駄目なの!みんな判断が甘過ぎる!

 

 俺なら白い軽自動車の後ろに何かいるのではないか?と危惧して、安易に右折しないからな。

 

 みんな判断が甘すぎる。

 

 俺は自力で15万km以上運転してきたが、凍結路で前の車にスタッドレスでも止まれずにコツンとぶつかった事故以外、何も事故を起こしていないからな。

 

 でも世の中には、1万キロ毎に事故を起こすようなドライバーやライダーがいるんだよな。

 

 判断が甘すぎるんだよ。それはけっして不運のみで片づけられない。そんなに頻繁に事故に遭遇するのなら、きっと本人の運転に、常に甘い判断があったのだろうな。