齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

合流が如く⑫

 私がドライブ中に合流した場面の映像集です。

 

 合流は難しいよな。

 

 でも、映像を見ても分かる通り、私は何度も何度も繰り返し確認している。

 

 やっぱり俺は自分で自分の身体能力及び脳の能力を信用していない。

 

 だから何度も確認するんだ。

 

 だって、たった一度の確認で分かる筈がないんだから。低能だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 合流する時、前に車が走っていたら、その車に近付き過ぎるなよ。

 

 前の車だけが円滑に合流出来るタイミングだとしても、自車は入れないタイミングだったら、一体どうするんだ?

 

 そういうことはよくあるんだ。

 

 合流ではないが、追い越し禁止の場所で、とあるトラックドライバーが、前を走る制限速度を守って走行中の車にイラついて、反対車線にはみ出して追い越しをした。

 

 それを見た、そのトラックの後ろのトラックのドライバーも、前のトラックと一緒に反対車線にはみ出して追い越しをした。

 

 すると、前のトラックは一番前だし視点も高いから良く見えるので、反対車線の奥から車が接近して来ていることが分かり、急いで車を追い越し、元の車線に戻れた。

 

 しかしトラックの後ろで更に追い越しを仕掛けたトラックのドライバーは、前のトラックのせいで視界が見えなかった。

 

 で、前のトラックが元の車線に戻った時、目の前に対向車が現れた。

 

 そして衝突。相手のドライバーを殺害した。その人は、まだ幼い子供を子育て中の父親であったとさ。

 

 まあ、このように、前の車は大丈夫だったが、後続車は駄目だった、というパターンは沢山あるのだろうな。

 

 だから合流も、本線の流れ具合なんて合流する直前まで把握できないのだから、前車と接近し過ぎないようにしないといけないよ。