齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

SAW 日本版【画像編】

 世の中、ふざけた運転をする奴が多過ぎる。

 

 そんな奴に、あいつが天罰を与える。

 

 そう、ジグ・ソウだ。

 

 これは脱出不可能な、罰を与えるだけの、罰だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、現実世界の交通事故の加害者は、ジグ・ソウによる地獄のような拷問ゲームを受けることはない。

 

 が、被害者はそいつの乱暴な運転のせいで手足がグチャグチャになったり、脳に障害が発生したり、内臓が破裂したり、肉が裂けたり、もう悲惨な状態に至るんだ。

 

 見たことがあるか?交通事故の被害者の写真を。

 

 無修正で見たことがあるのか?あのグロい様子を。

 

 加害者は安全な鋼鉄に囲まれて、凹んだとしても、無傷であることが多い。特にトラックな。

 

 しかし頑丈で大質量なトラックに追突された軽自動車は、30cmに潰されてペシャンコにされていた。

 

 それでも大した罰にはならない。仕事を失うかもしれないが、そんなの、どこかにまた再就職すればいいだけだ。今の時代、トラックドライバーは仕事なんて選ばなければいくらでもあるからな、ドライバー不足だから。

 

 なんか、加害の罪に対して、与えられる罰が、凄い少ないよな。

 

 追い越し禁止の場所で追い越して、しかも前のトラックが追い越したせいで、前のトラックの背になり、対向車線の前の状況が一切見えなくなったのに、自分も同時に対向車線にはみ出した結果、前のトラックはギリギリ元の車線に戻れたが、後ろのトラックは対向車と正面衝突して、子育て中の父親を殺害した運転手もいたな。

 

 そいつに与えられた罰は、たったの二年数か月の懲役刑だけだってよ。バカみたい。

 

 全然、やった犯罪行為に対する罰としては相応しくないよな。

 

 だって前の追い越しを仕掛けたトラックドライバーは前が見えるからまだマシだが、こいつは前が見えないのに反対車線にはみ出したのだからな。

 

 未必の故意だろ。最悪だ。そしてこいつに大した罰を与えない行政もな。

 

 重たい罰を与えれば、トラックドライバー同士の連絡網・情報網で、その罰の重さが共有されるから、事故発生率も減ると思うんだけどな。

 

 こんな軽い罰で済むのなら、殆どのトラックドライバー共はビビらないよな。軽く見ちゃうよな。今後もふざけた運転を続けるよな。