齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

ダイレクト型の自動車保険でいいから、とにかく対人・対物無制限補償は必須だ!

 自動車保険には二種類ある。

 

 一つは車のディーラー経由等で契約する代理店型の自動車保険会社だ。こちらは代理店の代理人が加入者の代わりに契約をしてくれる、契約内容も説明してくれるから安心かな。

 

 だがその代わり、代理店型は間に人件費や店舗の費用が挟まるので、保険料は高くなる。

 

 あと、まあ、自分でじっくり考える時間的な余裕もないかもしれない。俺はトヨタディーラーで、新車のルーミーを買った時のディーラーマン経由で、また新たに三年契約で加入したが、向こうも忙しいので、あんまり時間をかけられないので、どんどんと進められた、ような感じもする。

 

 まあ、熟考する時間が無いかもしれない。なので、予め、その自動車保険会社のサイトを見て、質問することがあればメモしておこう。

 

 俺が契約中の任意保険の自動車保険会社は三井住友海上なので、予め三井住友海上のサイトを見て、色々と学習しておくべきだな。

 

 多分、あんまり自動車保険会社は選べないと思う。俺がルーミーを買ったトヨタディーラーは、三井住友海上の自動車保険しか扱っていないのかもしれない。だって最初から三井住友海上しか選択肢がなかったからな。

 

 まあ、三井住友海上は良いと思うよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、もう一つはダイレクト型だ。こちらは全部自分で調べて、自分でネットで契約するタイプの自動車保険会社だ。

 

 間に代理店や店舗の費用が挟まらないので、格安料金で契約可能だ。といっても、そんな極端に安くはならないと思うが。

 

 ちなみに俺は昔、スバルのR2という軽自動車をソニー損保で契約していた。ソニー損保はダイレクト型だ。

 

 ダイレクト型は全部自分で契約しないといけないけれど、じっくりと自分のペースで調べて契約することが出来る。詳しい説明も、ダイレクト型の自動車保険の各保険会社のサイトに載っているから、それを読んで自分で学習してくれ。

 

 普通自動車免許を取得できた知能があるなら、まあ、ダイレクト型で契約できると思うよ。

 

 まあ、俺は今後もあのトヨタディーラーで付き合っていきたいので、ルーミーを買ったディーラーマンの実績を増やす手助けをする意味もあり、そのディーラー経由で割高な代理店型で契約しているが。

 

 だって、そうして手助けすれば、今度、新車のシエンタを買う時に、幾らか割引で頑張ってくれるかもしれないからな。まあ、まだまだ買わないけれど。

 

 とにかく自身の車の車両保険は加入するかしないかはお前の自由だが、被害者への補償はちゃんとする為に、対人・対物無制限補償には必ず加入しろ!

 

 違法改造車のジムニーのタイヤが脱落して女児に激突して、今も女児は意識不明で、一生寝たきりになったという事故でも、その事故の車の所有者も、預かって点検していた運転手も、どちらも任意保険に未加入だったらしい。

 

 最低だよな。その車両の持主はジムニーという軽自動車のオフロード車を多額の資金を投じて改造する資金力はあるくせに、一番基本的な任意保険の対人・対物無制限補償には加入していなかったんだとさ。

 

 あとそいつから車を預かって運転していた男も、一日自動車保険を掛けずに乗っていたらしい。まあ、仮に一日自動車保険を掛けていたとしても、所有者から金銭を受け取って点検していたようなので、それは約款の規定に引っかかって、保険金の支払いを拒否された可能性もあるが。

 

 とにかく違法改造なんてするなよ!なんで違法改造する金はあるくせに、任意保険の対人・対物無制限補償に未加入なんだよ!本末転倒だろ!

 

 その所有者の中年男を同じ目に遭わせるとかしないと、世の中からこういうふざけた事件は無くならないよ。

 

 ジムニーを預かって運転していた男は、「今後一生を掛けて償っていきます、賠償もしていきます」と語っているらしいが、具体的なことは何も決まっていない。

 

 つまり裁判で甘い判決が出る為の演技だよな。裁判官はアホだから、反省の演技さえすれば、執行猶予とかの大甘な判決を出してくれるからな。

 

 貧乏人の中年のおっさんが、一体どうやって、被害女児の今後一生の介護費用を支払えるんだよ?本当にさ、【事故を起こしたらどうなるか?】ということまで考えてくれよ。

 

 まあ、無理か。なぜならDQNだから。屑だからな。

 

 ちなみに違法改造のジムニーの所有者への判決は、たったの罰金20万円だけだとさ。

 

 で、点検名目で車を預かって運転していた奴への判決は、懲役3年執行猶予5年だとさ。

 

 まあ、どちらもリスク管理のできない屑人間だから、どうせ今後、ずっと「無い袖は振れませんから」とか冷徹に言い放って、全然賠償しないんだろうな。

 

 賠償したとしても、毎月の賠償額が千円だけとか。本当に、こいつらに復讐する手段を国が用意していない時点で、私刑禁止の法律が破綻しているよな。

 

 やった犯罪行為に対しての罰が軽すぎる。

 

 せめて任意の自動車保険の対人・対物無制限補償に加入してくれてさえいれば、今後の介護費用は、足りないにしても、それなりの金額は支払われた可能性が高いのになあ。

 

 本当に、加害者共に、ソウシリーズのジグソウみたいに、同じ目に遭わせてよい法律があれば、こんなふざけた奴等も激減すると思うのにな。

 

 判決もさ、任意保険の対人・対物無制限補償に加入していた加害者は大幅に減刑するとか差別化しないと、全然任意保険の加入者は増えないよ。

 

 バイクも、バイク保険の対人賠償保険加入率は約半数らしいからな。つまり世の中を走るバイクの約半数はバイク保険に未加入なんだな。とんでもない屑率だよな。

 

 世の中、不条理だ。はあ。