齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

タイヤが外れたり破裂して他人や自分が傷ついたり死んだら嫌だ!だから新しいタイヤを買った。

 前回の記事で、スタッドレスタイヤの一本が、サイドウォールに深い傷がついたと言いました。

 

 前回、つまり、冬タイヤを外して、夏タイヤにするタイミングにおいては、まあ、これから夏タイヤなんだし、時間的な余裕はたっぷりあるしで、次に冬タイヤを履く時まで、新しいタイヤを買うかなんて、殆ど考えなかった。

 

 んで、今回、いよいよ冬が来ました。関東の南側の沿岸部の湘南地域在住です、神奈川県です。なので、まあ、箱根にでも行かない限りは、まだ夏タイヤでも大丈夫です。

 

 ただ、やはり路面凍結はするので、冬タイヤにするべく、しまってあった冬タイヤを出しました。勿論、傷付いた一本のタイヤも、そのまま出しました。

 

 それで、まじまじと見たら、やはり傷が深かった。サイドウォールは、タイヤで一番弱い部分らしい。厚みが一番薄い、つまり装甲が一番脆い部分なのだ。故に、そこに深く傷がついている、抉られているということは、危険だということだ。走行中に破裂したら、制御できなくなる。そして制御不能になって突っ込んだ先に、たまたま小学生の列がいたら、三、四人、殺害してしまったり、手足切断の障害者にしてしまうかもしれない。

 

 なので、え~と、諺には疎いのですが、え~と、事前に最悪の事態を避けるという意味の諺、なんだっけか?分からないけど、そういう気持ちがあるので、金欠ですが、タイヤを買いました。

 

 グッドイヤーのアイスナビ8、ルーミー用のスタッドレスタイヤ、サイズは165/65R/14だったかな?それを一本、楽天で注文しました。この四本は全て2021年製です。なので、まだ新しいから、一本だけ買い替えることにした。

 

 これで、新しいタイヤを一本装着したら、今シーズンと、次のシーズンを使用して、そうしたら古い三本のタイヤは四シーズン使用したことになる。故に、五シーズン目は流石にタイヤのゴムが硬化していると思うから、五シーズン目には、四本とも新しいタイヤを買うつもりだ。まあ、次は違うメーカーのスタッドレスタイヤにしよう。ちなみに、異なる銘柄のタイヤを装着するのは止めよう。それは危険だから。詳しくは各自で調べてくれ。同じ銘柄でも、溝の減り具合が極端に違うのなら、それも危険だからな。自分でとにかく調べろ。

 

 んで、以下、注文時の画面です。

 

 

 

 

 

 金欠だし、痛い出費なのだが、仕方がない。誰かを傷つける前に、事前に対策を打つべきだから。

 

 タイヤは最重要だからな。タイヤが破裂してコントロールを失えば、もうどうしようもないから。

 

 以下、悲惨な交通事故のニュース画像です。

 

 

 

 

 

 こういう風に、事故の直前まで無名の一般人だったのに、一気に全国的に大々的に報道される身になってしまうのが、交通事故の恐ろしいところだ。勿論、被害者が一番、痛いのだが。

 

 それに、この人は、別に悪人というわけではなかった。女児にタイヤがぶつかってしまったから大事になっているが、要するに、タイヤが外れただけでした。それで、たまたま、女児にぶつかったから、全国報道されてしまったのでした。タイヤが誰にもぶつからずに、物にもぶつからずに、ただ単に林の奥に転がって行っただけなら、何ら、全国的に報道の的にされることもなかった。勿論、警察には報告せねばならないとは思うが。

 

 んで、この人には、被害者の女児と同年齢位の女の子のお子さんがいるのだ。なので、より悲惨であろう。まあ、この人の事故の場合は、違法改造の結果、タイヤの組付けがしっかり出来ていなかったことがタイヤ脱輪の原因だったらしい。

 

 が、これは珍しいケースで、やはりタイヤに関するトラブルの大半は、空気圧不足によるバースト・破裂だったり、空気圧不足の影響で制御不能になる〔スタンディングウェーブ現象〕ことだったり、ナットの締め付けが緩くて脱輪したり、釘が刺さったり、傷がついているのに軽く見て、「まあ、大丈夫っしょ♪」なんて気楽に考えて走行し続けた結果、大事故を起こしたり、というケースである。

 

 ああ、思い出した!転ばぬ先の杖、という諺でした!

 

 んで、以下、また別のタイヤ関連の事故の画像ですけど。この人は、マツダの重量級のミニバンのMPVなのに、貧弱なジャッキの力のみで上げている状態で、下に潜ったらしい。んで、何らかの原因でジャッキが壊れるか外れて、1トン以上の車体がドスンと落ちてきた。なので、胸とか顔とか圧迫されて、死んだとさ。

 

 こんな場所で下に潜っちゃ駄目だよ。常識でしょ。仮に下に潜るのなら、自分の顔よりも厚み・高さのあるタイヤとかをかませねばならない。それでも危ない、危険すぎるが。だって、タイヤも、ただ単に空気を入れて膨らませてあるだけだから、タイヤが車体の重みで裂ければ、やはり意味がない。アルミホイールとかスチールホイールも、1トン以上の車体重量に耐えられるのか?無理だろ。なので、車体の下に潜るなんて、プロが、プロの設備がある場所でやるべきなの!素人が路上でしてよいものではない。

 

 けっこう金持ちだと思うのに。社会的地位も高いと思うのに。なのに、こんな簡単なことが対策できずに、死んじゃった。あっけないし、脆い、人間は。

 

 

 

 

 

 まあ、なので、転ばぬ先の杖なので、俺も、金欠だけど、タイヤは最重要だから、買いましたよ。勿論、届いただけではダメで、それを組み替えてもらいに、専門店に行くけどな。

 

 自動車はマジで金が掛かる。故に、あんまり高級車なんて、余程の金持ちでない限りは、買わない方が良いよ。維持費の方に金を掛けよう。あんまり車体に金を掛けるなよ。