齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

雨天時走行

 事故が起きるのは、晴れた日中よりも、雨天時の方が遥かに起きるらしい。まあ、晴天の日ならば、よっぽど窓が汚れていない限り、見晴らしは良い。視界良好なので、とっさの判断も、余所見していない限りは可能であろう。

 

 しかし、雨天というのは、その中でも豪雨であればある程、視界が雨粒により遮られる。一応、ワイパーを動かしても、晴天の時ほどには見晴らしは良くならない。次から次へと雨滴で視界が邪魔される。

 

 まあ、ワイパーも、あれは交換品ですからね。五年も十年も同じワイパーゴムで良い箇所ではありません。イエローハットとかオートバックスに行けば、あとホームセンターの自動車用品コーナーに行けば、ワイパーゴムなんて普通に売っています。

 

 まあ、約一年でワイパーゴムは交換しろ!と、イエローハットでは宣伝しています。まあ、でも、一年半くらいは持つかもしれない。しかし、私のワイパーゴムは、なんか拭き取り具合がちと頼りなくなってきたので、今度、イエローハットにオイル交換に行く時に、同時にワイパーゴムも購入する。

 

 昔はワイパーゴムは店の人に交換してもらっていた。しかし、この前は、自分で交換できた。まあ、多少は難しいけど、素人でも交換できるから。

 

 で、ワイパーゴムは一つ千円程度ですかね。撥水機能みたいな付加価値がついているワイパーゴムなら、更に高いと思うけど。私がこの前に買ったワイパーゴムは、多分、普通のだったと思う。

 

 まあ、ウォッシャー液も重要だから。私は薄めるのが面倒だから、そのまま原液を入れている。まあ、原液のままが一番凍結しないのだ。ただ、今(2021年)は神奈川県の湘南地域在住であり、冬でも雪が降ることは滅多にない地域なので、冬でも薄めて使用できるのだが。北海道みたいな氷点下まで下がる地域は、冬に薄めたらウォッシャー液が凍ると思うから、原液のままで使用した方が良い。

 

 まあ、あと、タイヤも重要ですね。タイヤが擦り減っても、晴れた日、まあ、夜間であっても、乾いたアスファルト上ならば、擦り減ったタイヤだろうが、新品同然のまだまだ溝が残っているタイヤだろうが、走行性能にあまり違いはないらしい。まあ、擦り減ったタイヤといっても、限度があるけどな。基本的にはそうらしい。

 

 ただ、雨天の日では、擦り減ったタイヤだと、制動距離が、擦り減っていれば擦り減っているほど伸びてしまう。雨天時だと、地面とタイヤの中間に水の膜が出来てしまう。タイヤの溝は水を排水して水の膜を無くす役目がある。

 

 しかし、タイヤの溝が擦り減り過ぎていれば、接地面の水分を上手く排水出来ずに、アスファルトの上に出来た水の膜の上をタイヤが滑るような感じになってしまう。よって、ハンドルによる車体のコントロールが不可能になる。これをハイドロプレーニング現象と呼ぶらしい。私は実際にハイドロプレーニング現象になったことはないので未経験ですが。まあ、ユーチューブのハイドロプレーニング現象の動画を観れば、その恐ろしさが一目瞭然です。

 

 まあ、今、私の軽自動車には、ブリジストンのエコタイヤのエコピアNH100Cが装着されています。その内の一本は、やや新しいのですが。昔、釘が刺さったことがあり、しかも修理不可能な部位で、泣く泣く、一本だけ新品に交換しました。勿論、同じ銘柄で。こういう時に一本だけ別銘柄にする人がいますが、同じ銘柄の方が良いらしいです。緊急時ならともかく、その後ずっと履き続けるのなら、同じ銘柄の方が安定するらしいから。

 

 まあ、なので、その新しい一本のみは、まだまだ溝があるのですが、古い方の三本は、残りの溝が3.6mm位だと思います。スリップサインが出る箇所が残り1.6mmとのこと。で、スリップサインの盛り上がった部分まで残り2mm位だから、残り溝の深さは3.6mm程度だろうと思います。

 

 

tire.bridgestone.co.jp

 

 まあ、でも、予算の都合もあるので、あともう少し粘ろうかと思います。今、8月半ばです。で、12月に入れば、自宅に保管してあるスタッドレスタイヤと交換します。その時までは、何とか粘ろうかと思っています。それで、来年の四月半ば頃になり、スタッドレスタイヤから夏タイヤに交換する時に、新品の夏タイヤを買おうかと思っています。

 

 まあ、ヒビも多少はあります。2017年製のタイヤで、しかも屋外駐車で紫外線当たりまくりだったし。で、走行距離も、正確には分かりませんが、多分、3万キロ以上、既に走行していると思います。

 

 でも、3万キロ以上走行しても、まだ残りの溝の深さが3.6mmあるのなら、耐摩耗性能が非常に優秀だと思います。ちなみに、新品の夏タイヤの溝の深さは、大体8mm程度らしい。普通のタイヤは、大体、5000kmで1mm減ると言われているらしい。スタッドレスタイヤは柔らかいゴムなので、夏タイヤよりも摩耗の速度が速いらしい。

 

 でも、イエローハットでも、安いタイヤは、摩耗速度が速いらしい。そういう話を、俺がイエローハット平塚田村店の待合コーナーの椅子に座っている時に、後ろに座っていたマダムに対して、店員が説明していた。だから、長い目で見るのなら、やっぱりブリジストンのエコピアNH100Cとかの、ある程度の値段はするけど、信頼性の高いタイヤを買うのが賢明だと思います。

 

 あと1万キロ程度で廃車とか売却する予定なら話は別ですが。長く乗る気なら、やっぱり優秀な性能のタイヤを買うべきでしょう。安物買いの銭失いにならないように。タイヤの場合は特に、性能差のせいで制動距離が長くなったり、滑って事故ったら、車体のみならず命や腕や脚も失うかもしれないから。

 

 まあ、スタッドレスタイヤも所有していますが、私のは、ヨコハマタイヤのアイスガード6です。まあ、なんか今、横浜タイヤのサイトを見たら、最新モデルのアイスガード7が新発売されていた。でも、私が買った時はアイスガード6が最新モデルであった。そして、もう二シーズン履いているが、その冬の間に雨天の日もあって、その雨天をアイスガード6で走行したが、普通に安定して走れた。滑るようなことも全くなかった。

 

 ちなみに、スタッドレスタイヤの使用限界は、残り溝50%だそうです。溝の深さが新品時よりも残り半分になったら、スノープラットフォームという部分が出ます。それが出たら冬用タイヤとしては限界なので、新品と交換しましょう。新品のスタッドレスタイヤの溝はおよそ10mmなので、スノープラットフォームが露出するのが残り5mmの段階ということです。箇所は、夏タイヤでも、冬タイヤでも、矢印マークがあるので、その先にあります。

 

 まあ、でも、スタッドレスタイヤのスノープラットフォームの場合、別にタイヤとしての使用限界ではない。あくまでも[冬用タイヤとしての使用限界]なのです。だから、夏タイヤの場合なら、スリップサインが露出した状態で走行したら道路交通法違反で違反切符を切られるらしい。だが、スタッドレスタイヤの場合、スノープラットフォームが露出したとしても、別に違反切符は切られないらしい。ただ、スタッドレスタイヤとしての機能は失われているので、その状態で雪道に行くのは止めろ!途中で事故ったら、後続車の大迷惑だから!

 

 まあ、あと、スタッドレスタイヤのままで八月とかの真夏に走行している人もいるけど、それは望ましくはない。スタッドレスはあくまでも冬用のタイヤだからね。35度とかの気温の日の為に開発したのではない。

 

 まあ、今(2021年)の私の職場にも、真夏でもスタッドレスタイヤのまま来ている人が二名いますが。まあ、でも、別に何も言いません。説教するような立場じゃないしな。まあ、その内の一名には、ちと、柔らかく「夏にスタッドレスは危ないですよ」とは言ったものの、まあ、本人が、別にいいと言っていたから、別にいいや。

 

 まあ、それで、スタッドレスタイヤでも、私が買ったアイスガード6は、雪道ではなくても、普通の凍結していない豪雨時のアスファルトの道でも、排水性が高いので、普通に走れた。勿論、かっ飛ばさないけどさ。スタッドレスタイヤを選ぶにあたり、各メーカーのサイトを見て、やはり雨天時の性能の高いタイヤを選択しました。だって、神奈川県の沿岸部って、別に豪雪地域じゃないし。冬に雪が降らずに雨が降る確率の方が遥かに高いんだよなあ。だから、雨天の時に自分がタイヤの性能の低さのせいで事故らずに済むように、雨天時の制御性能が高いアイスガード6にしました。

 

 まあ、夏タイヤの話に戻りますが、ブリジストンのタイヤの品揃えでも、ネクストリーとかの安いタイヤもあれば、高いタイヤもある。で、エコタイヤのエコピアNH100Cは耐摩耗性能が優秀なので、これだけの距離を走行しても、まだまだ溝が残っているのです。

 

 

tire.bridgestone.co.jp

 

 これが、いくら販売価格が安くても、耐摩耗性能が貧弱なタイヤだったら、3万キロも走行したら、とっくの昔にスリップサインが露出しているかもしれません。

 

 まあ、だから、晴天の乾いた路面だったら、激安タイヤでも、ブリジストンのNH100Cでも、性能差は殆どないでしょう。でも、耐摩耗性能だったり、雨天時の路面を捉える性能を比較した場合、やはりブリジストンとかの信頼の置けるメーカーの、上位のタイヤの方が安心です。なにせ、命を預けるのは、結局のところ、路面と設置しているタイヤなのですから。

 

 まあ、私も、来年の四月頃に購入予定のタイヤは、まあ、当然、激安タイヤは止めます。腕時計ならチープカシオとか中華メーカーの激安腕時計で良いのですが。タイヤは、マジで、車は誰かを轢き殺す可能性のある危険性があるので、出来る限り性能の良いタイヤにします。

 

 まあ、性能が良いといっても、レグノみたいな静粛性の方面の高性能はどうでも良いのですが。あくまでも、安全に走行できる性能という意味です。勿論、レグノは高級タイヤなので、安全性もトップレベルで、且つ静粛性も極限まで高いという品なので、まあ、金持ちならレグノを買っておけば満足すると思います。けど、私は底辺の庶民なので、静粛性という付加価値にまで金を出す余裕はない、ということです。

 

 まあ、タイヤでも、ラベリング性能がありますから。それで各タイヤの性能が判明しています。公正な団体が公正なテストで各メーカーのタイヤを評価しているらしい。

 

 で、エコピアNH100Cは、ウェットグリップ性能がbです。転がり抵抗係数というのもありますが、こちらはエコ性能です。いかに少ない出力で遠くまでタイヤが転がって車が行けるか、という指標です。まあ、こちらは別にどうでも良いです。まあ、燃費を気にする人は気にしてください。でも、肝心なのは雨天時の性能です。

 

 ウェットグリップ性能とは、雨天時の制動距離の優秀さのことです。aが最上級の性能で、dが一番性能が下ということです。まあ、これ以下の商品もあるでしょうけど、そんなものは論外です。とにかく、ウェットグリップ性能がc以上のものを使用しましょう。

 

 私が今の中古車を購入した時に、元々装着されていたのは、ダンロップのEC202という銘柄でした。まあ、既にけっこう古くてヒビが入っていましたが。でも、半年位履き続けました。

 

 で、それはウェットグリップ性能がcです。やっぱりdの方が良いと感じました。雨天時の制動距離が、やっぱりcよりもdの方が良いと思います。まあ、ギリギリaじゃないbなのか、限りなくcに近いbなのか、それは分からない。とにかく、cよりb、bよりaの方が良いということです。

 

 まあ、摩耗した時はウェットグリップ性能も低下するでしょう。でも、とにかく、ウェットグリップ性能が優秀な商品を買いましょう。買うのは通販で買って提携のガソリンスタンドで付けてもらおうが、それは各自の自由です。とにかく、雨天時の性能が良い商品を買いましょう。

 

 まあ、大体、雨天時に対する事前の備えは、これ位の説明で事足りると思います。まあ、勿論、雨天時は、慎重な運転を心掛けてください。晴天の昼間でも慎重な運転は勿論必要ですが、雨天時は視界が、ドシャ降りであればある程悪化するので、より慎重になってください。

 

 例えば、40キロ制限の曲がりくねった道路を、晴天の昼間はいつも時速45キロとか50キロで走行しているとしても、豪雨の時は時速36キロに落とすとか。

 

 とにかく、どこかの婆さんでも、轢いたら超面倒なのです。交通事故の裁判とか受けたいのですか?被告人になりたいんですか?仕事もあるのに、仕事を休んで裁判に出廷しなけりゃならなくなりますよ。自動車保険の等級も悪化してしまいます。

 

 それに、轢き逃げをすれば後々捕まります。もう昭和じゃないんです。轢き逃げ犯が逃げおおせられると思わない方が良い。そこら中に監視カメラがあるし、各自動車にも高確率でドライブレコーダーが装着されているから。監視カメラだらけ、証拠を残す可能性だらけです。科学捜査でも、剥がれた塗料から持ち主を特定されます。

 

 数日前にも、八か月前位に、高速道路で、そいつが無理な幅寄せしたせいで、被害者の車が出口の、あの突起したガードレールの部分に激突して、二名死亡、二名重軽傷だったかな。それで、その幅寄せした犯人は逃走していましたが、遂に捕まりました。

 

 栃木県の54歳の会社役員らしいです。まあ、社長らしいけど。まあ、犯人は、約八か月間も警察が訪ねて来なかったから、安心していたかもしれません。しかし、高速道路なんてそこら中に監視カメラがあるし、対向車線を走行していた車のドライブレコーダーにも、そいつの車がしっかりと記録されていたらしい。まあ、で、過失運転致死傷と轢き逃げの疑いで逮捕ですね。

 

 まあ、こういう風に、たとえ被害者の車にドライブレコーダーが搭載されていなくても、そこら中に監視カメラが設置してあるので、特定されちゃうから。

 

 だから、誰も轢かないのが最良なのです。なので、晴天時よりも、雨天時は、より慎重な運転を心掛けてください。夜間で豪雨の時なんて、マジで視界が不良過ぎるから!ろくでなしブルースよりも不良だから!必ず、速度を落として運転しろ!警察と関わり合いたくないでしょ!

 

 つーか、そもそも、豪雨の時は車の運転するな!よほどの緊急事態以外は、外出するなよ。豪雨の時でも、車の中なら雨に濡れずに済むけれど、視界は最悪なんだから!