齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

狭い道の走行

 狭い道の走行動画です。まあ、私の今乗っている車は軽自動車ですから、狭い道でも接触なく進めます。まあ、私の運転技術が優れているのと、他の車両が来ている時や人がいる時は思いっきり減速する、そして車幅感覚を掴んでいることが大きいと思いますが。

 

 でも、ホンダの最新型のCR-Vとか、トヨタの最新型のRAV4とかは、幅が1850mm位あるし、長さも4600mm位あるので、狭い道に進入していくには、相当な運転技術が求められると思います。

 

 また、どんなに運転技術が優れていても、どんなに車両感覚を完璧に掴んでいても、物理的に通れない道も存在するので、やはり大き過ぎる車に乗っている人は、出来る限り狭い道には入っていかない方が良いでしょう。例えば、道幅が1780mmしかなければ、1855mmの幅のCR-Vは通れませんから。

 

 まあ、そんな狭い道は存在しませんけど、現実には、道の幅が多少広くても、曲がっている為に、曲がる角度も計算に入れないと進めない道もあります。故に、狭い道の走行においては、やはり小型車の方が遥かに有利となります。

 

 今回、私が進入していった道は、本当に狭かった。まあ、法律上はポルシェ・カイエンみたいなデカい車で入ることも出来ますけど、対向車なんて来たら詰みます。バックするにしても、とにかく狭くて、いつ人が隙間から出て来るか分からないから。

 

 狭い道の注意点は、とにかく密集した住宅地が殆どですので、住宅地だったら直角の壁が無数にあるので、その壁の死角からひょいと人間が出て来る可能性があるということです。なので、絶対に速度は出せない。

 

 住宅地ではない狭い道ならば、ある程度の速度は出せますが、住宅地の中の狭い道だと、小さな子供なんかが何も考えずにいきなり飛び出してくる可能性が高い。いや、確率としては低いのですが、飛び出してくる危険性が常に存在しているという意味で、厄介なのです。

 

 いくら狭い道でも、子供が飛び出してくる可能性のない、左右に壁もない、見通しの良い道なら、別に、ある程度のスピードは出せるのですが。とにかく、住宅地の中の狭い道は注意です。

 

 まあ、秋田県とかは土地が広いし人口密度も低い土地が殆どなので、以下の映像に出て来るような人口密集地帯は存在しないと思います。けど、神奈川県は狭い土地に900万人も住んでおり、更に沿岸部とかに人が密集して住んでいるのです。

 

 だから、今回撮影した藤沢市なんか、土日なんて、マジで道路が混み過ぎて、100m進むのに5分掛かることもあります。なので、藤沢市には滅多に行きません。とにかく、余程大きな荷物を車に積まねばならない用事でもない限りは、まあ、人口密集地域に赴く時は、公共交通機関を使用した方が円滑に進めると思いますよ。

 

 まあ、今は新型コロナウイルス騒動の真っただ中なので、電車やバスに乗って他人と同じ空間にいるよりも、車で移動する方が良いかもしれませんが(2021年8月時点)。

 

 とにかく、狭い道は危険が一杯です。出来る限り注意して進みましょう!