齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

踏切

 さて、踏切の動画を沢山撮影しました。

 

 踏切を渡る時の動作は単純です。まず、向こう側に、自分の車が渡れるだけのスペースがあるかどうか確認してから渡ります。

 

 これは、前の車が、まだレールの向こう側の安全地帯に渡り終えていないにも関わらず、自分が渡り始めてしまったら、もしかしたら、前方の車のみ安全地帯に入れて、自分の車は安全地帯に入れず、その段階でカンカンカンと警報機が鳴り、バーが閉まってしまえば、自分の車だけ線路内に取り残されてしまう危険性があるからです。

 

 よって、必ず、前方の車が向こう側に渡って、尚且つ、自分の車が向こう側に入れるだけのスペースがあると確認してから渡りましょう。

 

 とにかく神奈川の踏切の付近は狭いんだよな。秋田県とか岩手県とかの踏切なら、そんなこと、今迄気にもしなかった人が多数かもしれない。しかし、マジで神奈川県の人口密集地域の踏切だと、とにかく車の量が多過ぎる!そして踏切を渡った先も狭過ぎる!

 

 よって、前の車が進んで、向こう側に辿り着いたけど、そこで渋滞になっており、もしも自分の車が進んでいたらそれ以上進めず、自分の車だけが線路内に取り残されていただろうな、と思うことが、多々ありました。

 

 まあ、よって、とにかく気を付けるしかない。平塚駅前の踏切なんて、渡った直ぐ先がオリンピックという商業施設の入り口なのです。だから、左折でオリンピックに入るのですが、その手前に歩道があり、そこを頻繁に歩行者や自転車が通るのです。なので、しばしば、そこでオリンピックに入りたい車の渋滞が出来ます。

 

 だから、その渋滞を考慮せずに、能天気に前の車が渡り始めたからって、自分の車も直ぐ後ろをついて行って渡ってしまうと、老人みたいな速度の遅い歩行者が歩道を歩いて過ぎ去ること待つ列、渋滞が出来ていたら、自分の車のみが線路内に取り残されてしまいますからね。それで事故っても、自分が渡る先の状況を確認せずに線路内に進入したあなたが悪い!と言われて、こっちが悪いことになってしまいますから。

 

 とにかく、マジで神奈川県の線路の前後の土地は狭いんだ。寒川町の寒川神社近くの踏切も、とにかく、渡った先の道路の距離が短い、そして幅も狭い。なんか、渡って直ぐに交差点がある。だから、先の先まで注意して通行せねばならない。しかも目の前には信号があり、そこを踏切のバーが開いている時に左折で渡らねばならない、たしかそんな構造だった筈。

 

 とにかく、狭い土地に人口がギチギチに詰まって住んでいる地域の場合、必然的に踏切の構造も最短距離で造られているケースが多い。なので、気を付けましょう!としか言えませんよ。

 

 自動車保険に加入するのは当然です。しかし、自動車保険は使いたくはないでしょう?車なら、購入したのなら、ドライブに使いたいと思うのは当然です。しかし、自動車保険は加入したとしても、使いたくはない筈だ。だから、自動車保険を使わずに済むように、先の先の状況まで予測して、踏切を渡りましょう。

 

 まあ、あとは、簡素なつくりの踏切ばかりの田舎在住の人が、いきなり東京都とかの都市部に来たら、慣れていなければ、絶対に戸惑うと思う。道路状況の難易度のレベルが段違いだから。なので、とにかく注意しましょう。