齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

部品交換を怠り、危うく自宅が全焼するところでした・・・

 まったく、シャレになりませんでした。

 

 というのも、自宅の、自室に設置してあるエアコンから延びる電源コードを、2mの延長コードに繋ぎ、更にその延長コードを、短距離(多分30cm)の延長コードに繋げて、コンセントに差し込んでいました。

 

 タコ足配線はしていなかった。一つのコンセント差込口には、その延長コードのみ差し込んでいた。だから、タコ足配線による焼け焦げではなかった。

 

 で、夏場に、またいつものようにエアコンのクーラーを作動させていた。エアコンフィルターは定期的に清掃していた。大体、一か月に一度位の頻度で。だが、本当に着目すべきは、電源の方であった・・・。

 

 いつものようにクーラーを使用していると、なんか、変な音がした。ジジジ・・・というような音だったと思う。バチバチという音ではなかった。ジジジ・・・みたいな音ですね。

 

 で、音の発生源を探し回ったら、どうやらエアコンの電源コードを繋いでいる延長コードとの接続部からでした。

 

 よく見たら、焼け焦げていた。で、2mの延長コードと短距離の延長コードの接続部も焼け焦げていた。あともう少しで本格的に発火しそうな勢いで、焼け焦げていた。これが、もしも、外出中に、誰もいない時にクーラーを作動させている最中に、発火したとしたら・・・。自宅に人が誰もいないので、外の人から見て明確に[火事だ!]と分かる状態にまでならないと、誰にも発見されない。しかし、そんな状態にまで燃え盛ってしまえば、もう全焼は免れない。火災警報器とかスプリンクラーなんてないし。

 

 で、その後、そのエアコンのメーカーにメールで相談したら、一日か二日後に電話がかかってきた。で、修理業者の手配をしてくれた。

 

 エアコンの電源コードの交換で16000円位、中の基盤まで駄目になっていたら、基盤交換費用も追加でかかります、とのことだったと思う。

 

 んで、とりあえず基盤は無事かもしれないので、外から見て明確に駄目になっていると分かる電源コードの交換のみ頼んだ。

 

 で、四日後か五日後に修理業者が来てくれた。日曜日だったと思う。午後一時ですね。で、汗だくで修理してくださいました。一応、扇風機は設置していました。気温が35度に加えて、私の部屋は更に熱がこもるので、超大変だっと思います。時間は40分位だったと思う。お礼に麦茶のペットボトルと缶コーヒーを差し上げました。料金は、後日、請求書が届くからコンビニ等で支払ってくれということでした。

 

 で、中の基盤は無事でした。なので電源コードのみ交換してもらった。料金は16000円程度でした。で、修理業者さんが言うには、今時は、エアコンは延長コードの使用はダメだということでした。延長コードで使い続けるのなら、完全自己責任であると言われました。で、今時は、エアコンの電源コードの届く範囲にコンセントを新設して、そこに直接差し込むということでした。それは、母親がヤマダ電機に訊きに行った時にも、そう言われたとのことです。

 

 私は、そのことを知らなかった。で、その後、自宅の他の部屋のクーラーを確認したが、他の部屋のクーラーは全て直接コンセントに差し込まれていた。だから、コンセントを新設する必要があるのは、私の部屋のみです。新設する料金は、16000円程度だったと思う。

 

 でも、今は真夏で、業者さんもエアコンの設置や修理で忙しいだろうから、秋になるまで、コンセントの新設は頼まないことにした。まあ、金も無いという理由もありますが。だが、勿論、怖いので、自分が完全に自宅にいる間のみクーラーは作動させる。クーラー停止後に内部クリーンモードとかで、自動で掃除する機能が作動するのだが、その間も、自宅にいるようにしている。

 

 で、今は、また延長コードを使用している。別の古い延長コードではなく、ヤマダ電機で買った新品のですね。2mの延長コード一本のみ使用して、それを直接コンセントに挿入している。延長コード+延長コードという使い方はしていない。

 

 エアコンの使用においては、今時は、延長コードの使用は、本来、ダメなのです。ただ、今は仕方がない。だから、せめて新品の延長コードにしました。マジで火事になってしまっていたらと思うと、ビビります。普段、私はめっちゃ他人に迷惑をかけないように、超安全運転を心がけています。それで、実際に、今まで他人を死傷させた事故など起こしていない。勿論、当て逃げもない。

 

 それなのに、自宅のエアコンの延長コードというのには、全く無頓着で、その危険性に気付きもしなかった。この延長コードは見た目から相当古いと判断できますが、具体的にどれ程の昔から設置していたのかは不明です。もしかしたら、数十年経過していたのかもしれない。いや、それはないか。でも、きっと10年程度は経過していただろう。

 

 また、埃が入り込んで、それが発火というか、焼け焦げの原因になっていたのかもしれない。とにかく、延長コードって、みんな侮ってますよね。機械本体には気を配りますが、その電源コードを繋いでいる延長コードのことなんて、大抵の人は、気を配らない。しかし、延長コードも劣化するのです。詳しくは[延長コード 劣化]で検索してみてください。

 

 古い延長コードよりも、最新の延長コードの方が、火災防止処置が施されている確率が高い。なので、延長コードを買う時は、最安値に拘らずに、火災防止機能が搭載されている延長コードを買った方が良い。なにしろ、家が全焼してしまえば、所有物件であれ賃貸物件であれ、最悪ですからね。火災は物凄く恐ろしいから。

 

 マジで危なかった。たったの1500円程度の新品の延長コードを買わなかったが為に、自宅及び周辺の住宅を燃やすところでした。

 

 んで、これを自動車に当てはめてみてください。自動車は、思いっきり、高熱を発生させる機械です。電気自動車も高熱が発生します。エアコンよりも遥かに高熱が発生します。そして、高速で動く物体です。消耗部品の数も多い。んで、毎年、毎月、毎日、日本のどこかで、車が故障しています。その多くは、きっと部品交換を怠ったからでしょう。

 

 この前も、厚木に行く途中、朝の通勤時間帯、国道129号線かな、国道246号線だっけ?忘れたが、なんか、合流するんだよな、あそこは。んで、片側三車線の大動脈の道路があるんですけど。人口900万人を擁する神奈川県の大動脈ともいえる三車線の道路が、いつもよりも遥かに進み具合が遅いのです。後で聞いた話ですが、大渋滞の先に故障車がいたそうです。きっと、道路脇に停める前に、道路のど真ん中で停止してしまった、というパターンだったのでしょう。

 

 その日、私はたまたま、いつもよりも少しだけ早く自宅を出られました。なので、ギリギリ間に合いました。朝の始業時間の八時半まで、仕事場の駐車場に到着してから、急いで色々と支度して、何とか間に合いました。でも、本当にギリギリでした。

 

 まあ、私は何とか間に合ったからいいよ。でも、トラックで配送している人とか、約束の時間に間に合わないよな。重要な商談がある人も、その故障車のせいで時間に遅れて、そのせいで商談が破談になれば、泣くに泣けない。

 

 事故を起こす奴も、車間距離を取らなさすぎな奴が多過ぎるので、怒り心頭ですよ。まあ、帰宅時間なら、多少、帰宅時間が延びても、いいけどさ。でも、朝の通勤時間帯の事故や故障車による大渋滞は、マジで勘弁してくれ。仕事が終わってからなら、まだ許せるが、これから仕事という時間帯に大渋滞を引き起こすのは、マジで止めてくれ。

 

 物凄く大渋滞だったから、多分、一台の故障車のせいで、何万人の人生に損害を与えているよ。田舎の、交通が殆ど無い道じゃないから。経済活動の大動脈だから。その朝の通勤時間帯に、マジで故障車の影響で、三車線もある道路を、超ノロノロ運転にしないでよ。

 

 だから、私の、今回の、たかが延長コードが原因で全焼の危機の話は、よき教訓として、あなた方も学習してください。新品の延長コードなんて、2mでも、たかが千数百円程度でしょう。なのに、古い延長コードが原因で自宅が全焼して、あと周囲の家々も燃やしたら、マジで最悪ですよ。物凄く恨まれてしまう。

 

 過去にあったよね、新潟かどこかの木造建築密集地域で、中華料理店の七十代位の店主が、店で鍋に火をかけて調理中だったにもかかわらず、火をつけたまま自宅に戻り、何かの用事を済ませて、調理場に戻ったら、燃え広がっていたと。で、周囲の木造建築まで燃やしまくったと。古い地区なので、消防車も、道が狭くて、中々上手く入っていけなかったとか。

 

 マジで、自分の所有物が燃えるだけでも最悪なのに、周囲の人々の財産まで燃やし尽くすなんて、究極の愚行ですよ。ただ、この人と、今回の私との間に、そんなに愚行度に差はない。こちらは、たまたま本格的に発火する前に気付けて助かっただけだから。近くにカーテンもあったんだから、燃え広がるのも容易だったろう。

 

 だから、今回の私の失敗を教訓として、あなたは、自分の所有物である自動車の部品交換は、しっかりとしてくださいな。結局、部品交換を怠って苦労するのは、私ではなく、あなた自身ですからね。

 

 マジで、世の中、まともな部品交換さえできない、知らない人が多過ぎる。私の職場にいる人も、ターボ付きの軽自動車に乗っていたのです。で、ターボ付きの軽自動車のエンジンは、大体、3000km毎にエンジンオイルを交換せねばならない。そしてエンジンオイルフィルターは、エンジンオイル交換二回に一回の頻度で交換せねばならない。

 

 軽自動車のエンジンは660ccという小排気量なのです。そんな小さなエンジンで、軽自動車とはいえ、かなり重たい物体を高速で動かさなければならないのです。故に、物凄く高い回転数まで回さねばならない。それに加えて、ターボも付いている。ターボ付きなら、自然吸気エンジンよりも、更にエンジンに負荷がかかるので、エンジンオイル交換の頻度は上げねばならない。

 

 自然吸気の660ccなら、大体5000キロ毎のエンジンオイル交換と言われていますが、私が過去に乗っていたスバルの軽自動車のターボ無しのR2は、もう古かったので、直ぐにエンジンオイルが減ってしまった。そしてエンジンオイルの継ぎ足しは緊急時以外はしてはならないとネットに書かれていたので、継ぎ足しはせずに、大体2300km毎に、イエローハットでエンジンオイル交換をしていた。アホみたいに短距離で交換していました。でも、それもエンジンを保護する為でした。なにしろ、中古で買った時点の走行距離が99000kmだったもので。それを184000kmまで乗りました。最後はラジエーターが壊れましたので、カーネクストに売りました。まあ、なぜこんなに早くエンジンオイルが減ってしまうのかといえば、きっと、前の所有者がエンジンオイル交換を怠って、エンジン内部を保護しなかったからだと思います。これが中古車の怖いところですね。

 

 んで、話を戻しますが、その職場の人は、車に無頓着で、ターボ付きの軽自動車なのに、全然オイル交換をしませんでした。見た目からして、相当古い車だったのに。んで、一度、その人がボンネットを開けてエンジンオイルを見ていた時に、エンジンオイルの色を見せてもらったら、ドス黒かった。新しいエンジンオイルは綺麗な油色をしているのにな。まあ、もう9か月以上交換していなかったらしい。毎月、相当な距離を走っているだろうに。

 

 んで、その人が、ようやくエンジンオイルとエンジンオイルフィルターを交換しようと思って業者に持ち込んだら、壊れたらしい。もう、ターボの部分がイカれているとさ。んで、その車は廃車にして、中古の15万円位の軽自動車を買った。それで職場に通勤してきている。が、その車の走行距離も把握していないらしいので、きっと、また同じことの繰り返しであろう。

 

 本来、車なんて交換部品だらけなのだから、頻繁に部品交換せねばならない。それに、新しく買ったと言っても、その車は相当昔の軽自動車なのだから、買った時点で中古のオンボロなのだ。故に、新車よりも遥かに頻繁に部品交換せねばならないのにな。

 

 まあ、言っても無駄だからな。俺の金じゃねーし、知らない。他人の人生に対して、俺が命令して強制的に従わせる権限は、何もないんだ。だから、各自で自主的に部品交換してもらえるように、こうして部品交換を怠った場合の危険性に関する啓発活動をしているのだ。その人は、車には金を掛けずに無頓着で、稼いだ金の大半を酒代に注ぎ込む人なのだ。

 

 てか、今、思い出したが、昔、その人は片側三車線の厚木の大動脈の129号線の左車線を、運転席横の窓を開けた状態で、車を押して進んでいた。で、俺が帰宅途中の運転中に目撃して気付き、近くのコインピーキングに停めて、その人のところに行って話を聞いたら、ガス欠だとさ。JAFにも入っていないし、自動車保険も、恐らく言動から未加入であると推測されるので、自動車保険付帯のロードサービスも使えないのだ。だから、一番近いガソリンスタンドまで、軽自動車を押して歩いていた。めっちゃ交通量の多い道路なのに。

 

 あまりにも危ないので、その時はスバルのR2に乗っていたのだが、R2で牽引して、近くのエネオスまで連れて行った。まあ、私のR2の狭い荷室には、緊急事態セットが積んであったのだ。その中に牽引ロープもあった。だが、安物なので、一回使ったら、引っかける部分がひん曲がった。まあ、でも、何とか無事に給油できました。

 

 金はあるんだから、ガス欠寸前まで踏ん張らずに、とっとと、もっと前の段階で給油しておればいいのに。ガソリンスタンドが減少傾向って言っても、神奈川県の厚木とかには、まだまだ数多くのガソスタがあるんだから。面倒くさがらずに、もっと前の段階で給油していれば良かったのに。何事もなかったから良かったが、大型トラックにぶつけられて内臓がはみ出す未来もあった。その可能性も十分にあったぞ。

 

 だから、皆さん、自動車のメンテナンスは億劫がらずに、最優先でこなしてください。デートの約束とか、居酒屋で飲むとか、そんなことよりも、まずは車のメンテナンスを最優先でしてください。じゃないと、被害を被るのは、あなた自身ですよ。

 

 巻き添えを食らうケースも多々あります。だから、頼むから、最低限のメンテナンス費用はかけてくれ、みんな。

 

 以下、恐怖の延長コードの動画と画像

 

 

 

 

↓修理業者が来る前、電源コードと延長コード、そして延長コードと延長コードが熱で溶けて癒着していた離せなかった状態の時の様子

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

↓修理業者が引き離してくれた後の延長コードの様子

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに、前述したように、前に乗っていたスバルの軽自動車のR2は、ラジエーターが故障した。それは、なんか、いきなりだったのか・・・もう忘れたが。いつの間にか、ラジエーターの上の方に細い亀裂が入り、そこからピューっと冷却水が飛び出ていた。冷却水が熱せられている時に、そうなっていた。で、エンジンルーム内に飛び散り、乾いた後、白く残った。

 

 もう、184000km位まで乗ったし、その時点で新車で買ったルーミーがあったので、廃車にしました。まあ、カーネクストに8000円で売るという形で。その時、キャンペーンで、追加で二万円貰えましたが。

 

 なので、何でも修理すればいいという訳でもない。たとえラジエーターを新品に交換したとしても、その他の部分も相当古かったので、その他の部分がいつ壊れるか分からなかった。製造から18年位経過していたと思う。なので、年式の浅い車で走行距離が多い車と、年式の古い車で走行距離が多い車なら、また考え方が異なる。どうしてもプラスチックとかゴムとかは、経年劣化するからな。自動車は振動も凄いから、猶更、プラスチックとかゴムの部品はダメージを負うからな。

 

 なので、車自体を思い切って売るのか、部品交換で対処するのか、それは各自で決めてください。肝心なことは、路上で走行中に、故障で停止しないことだ。

 

 ちなみにラジエーターが故障したといっても、走行中に故障して停止した訳ではない。駐車場に停止してから、なんか変だなと思ってエンジンルームを開けたら、冷却水が勢いよくプシューっと飛び出ていたのだ。小さな噴水みたいに。で、水を入れたのかな。忘れた。水は入れずに、イエローハットとかで冷却水だけ買ったのかもしれない。それを継ぎ足して少しの間、走っていた。とにかく、個人でも対処可能な故障だった。

 

 まあ、素人ではよく分からない。勿論、俺はかなりネットでラジエーターの故障に関しては調べたよ。だけど、その他の部分は、よく分からない。なので、整備士さんの言うことには、素直に従った方がいいのではないでしょうか。

 

 勿論、悪徳な業者もいるよ。だが、そんなところには行かないようにすればよい。今の時代、ネットで評判は直ぐにバレるからな。

 

 ちなみに、今、俺はトヨタのルーミーに乗っている。ターボのついていない、自然吸気の1000CCのです。それは買ったトヨタディーラーで、半年毎に点検を受けている。で、交換した方が良いと言われた部品は、素直に交換している。この前は、エアコンフィルターだっけ、個人的にはまだ交換しなくてもよいと思ったけど、一応、交換しておいた。

 

 分からねーよ、俺は素人なんだから。素人知識しかねーよ。整備士じゃないから。俺はこういうサイト制作に人生の時間を費やしているのであって、その他の部分に人生の貴重な自由時間を割く余裕はない。故に、整備士さんの言うことには素直に従う。任せるわ。流石にトヨタのディーラーさんなら、悪徳業者みたいに、部品交換していないのに部品交換しました!みたいに言って金を詐取するようなことはしないだろうからな。