齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

ドラ録暴ーるZとは

 2022年の現時点で、未だにドラレコ未装着な皆さん、こんにちは。当サイト製作者の齋藤健一です。

 

 さて、昨今、ユーチューブとか夕方のニュースとかで、沢山、交通事故時のドラレコの映像が紹介されていますよね。

 

 この前見た映像では、普通の、何にも難しくない山道のカーブで、老齢男性の運転する軽自動車が対向車線にはみ出してきて、普通に車線を走行していた家族の乗った車に衝突したという映像がありました。勿論、それは被害者家族の車に装着されていたドラレコで記録した映像です。

 

 それは、その家族も必死になって避けようとしましたが、避け切れず、正面左側がぶつかってしまいました。

 

 それも、ドラレコの映像という証拠があればこそ、そのバカな老人は言い逃れが出来ずに観念したのです。もしも昭和だったら、或いはまだドラレコが本格的に普及しなかった頃の平成だったとしたら、多分、その相手の爺は、平気で嘘をつくでしょう。

 

 いや、きっと嘘つきでなくとも、時が経過するにつれて、記憶が勝手に都合良く改ざんされていくと思います。なので、事故直後は鮮明に記憶しておっても、三日後、一か月後となるにつれて、記憶が曖昧になってしまい、「やっぱり俺はやっていない。悪いのは相手だ!」なんていう風に、記憶が変化してしまうのだと思います。

 

 なので、たとえ相手が正直者だったとしても、その正直者でさえ、自分の記憶など曖昧なものなので、途中から上書きされた記憶に基づいて考えだすので、証言を変えるのかもしれません。

 

 だって、考えてもみてください。他の生物は知りませんが、我々人間は、実際にそこに行ったことも見たこともないのに、鮮明に架空の光景を瞬時に想像することが可能です。スイスの山奥に、不釣り合いな高層ビル群を混ぜた風景なるものも、割と瞬時に想像出来てしまいます。それも曖昧ではなく、くっきり、ハッキリと。

 

 なので、記憶というのは容易に書き換えられてしまう可能性のある、曖昧なものなのです。なので、映像として証拠を残す必要があります。

 

 まあ、プロの映像クリエイターなら、ドラレコで撮影した映像に加工を施すことが可能かもしれません。しかし、世の中の大半の人間には無理です。それに、プロが加工したとしても、何かしら証拠が残ったり、不自然な点が残るかもしれません。とにかく、現状、ドラレコの映像という最強の証拠保全能力以上の証拠は、この世に存在しないのです。

 

 世の中にはプロの交通事故鑑定人なる職業の人もいるでしょう。しかし、人数は極めて少ない。対して、日本国内では、毎日膨大な件数の事故が起きているのです。それら全てに、一々、交通事故鑑定人が調査に赴いたり、相手や本人全てに事情聴取する時間などありません。だから、割と警察も、保険会社も、大して時間など掛けずに、まるで大きなメーカーの工場のクリスマスケーキの製造工程のライン作業みたいに、黙々と進んで、すんなりと決着してしまうと思うのです。

 

 いくらこちらが不服を申し立てても、無理です。だって、そういうものなので。勿論、物凄く熱意を持って、その判決を覆そうと行動に移せば、どうにかなるかもしれません。しかし、果たして、そこまでの熱意と時間と金銭的余裕がある人が、世の中にいかほど存在するのでしょうか?定年退職後の、まだ元気な内の、金持ちの65歳とかしかいないでしょう。

 

 だから、そんな苦労をせずに済む、ドラレコという最強の装備があるじゃないですか!神奈川県の秦野辺りの東名高速道路の追い越し車線における煽り運転事故の被害者の車には、ドラレコが装着されていなかったようだ。なので、加害者の男及びその弁護士は、言いたい放題だ。勿論、車の中にはナビがあればGPS装置があるので、それで大体の位置は判明する機能もあるらしい。しかし、やはり映像ではないので、加害者とその弁護士は「俺らは悪くない」と言いたい放題なのです。

 

 だから~、ドラレコを装着しろよ!と強く言いたいよ。ドラレコがあったなら、そして360度+リアカメラモデルのドラレコが装着されていたならば、いや、その事故の当時は、まだ360度+リアカメラモデルは未発売だったかもしれない。けど、前後録画モデルはあったろう。最低でも前方録画モデルのみでも付けておれば、被害者の車両の前方に加害者の車両が割り込んで、急ブレーキを踏んで、追い越し車線上で無理矢理急停止させた様子が録画されていただろうに。マジでアホだなあ。

 

 世の中には悪人が大勢いるのです。新型コロナウイルス騒動における事業者への給付金も、何兆円も予算を使ったようだ。で、この前、見せしめとして数名、実名と顔出しで二十代の給付金詐欺をやらかした奴等をニュースで映像として全国報道したら、その様子を見てビビったのか知らないが、約二万人もの奴らが、給付金の返還を申し出ているらしい。

 

 いや、ちゃんと不正をせずに支給された金なら、返還する義務はないのだが。ということは、その約二万人の奴らは、不正受給したということか?やましいことがあるということなのか?ということは、この日本国内に、約二万人も不正に関わった奴等がいるということか。

 

 もしもこいつらが事故の相手だとしたら、平気で嘘をつくぞ。その時、ドラレコが無ければ、多分、被害者は負ける。泣き寝入りだ。なぜなら、こういう悪人共は、口が達者なので、保険会社とか警察とか検察とか裁判官を言いくるめてしまう確率が高いからだ。

 

 う~ん、なので、別にいいよ、あなたの人生なので。折角予算があるのに、ドラレコに使わずに、ギャンブルに使っちまった結果、全てスッちまったと。で、その後、事故が起きたけど、ドラレコ未装着だったので、自分が悪いことにされたと。ああ、あの時、あの金をパチンコなんかに使わなければよかった・・・なんて後悔しても、もう遅いけどね。

 

 まあ、北海道の知床の観光船沈没事故でも、その企業の社長が馬鹿なのは勿論なのだが、船長も、バランスを取る役目の重りを、検査の時だけはちゃんと配置していたけど、検査終了直後から、また直ぐに撤去していたらしい。邪魔だから、という理由らしい。あと、船の底の隔壁も、一部に浸水しても他の区画には浸水させない為に各区画が遮断されていたのに、一々上ったり下りたりするのが面倒という理由で、隔壁に人が通れるような通路を開けていたらしい。で、それを検査する担当の役人が見ても、なぜか運行OKの許可を出していたらしい。普通に考えれば、それにちゃんと対処するまで運航許可は出さないと思うのだが。

 

 んで、事故当日も、直ぐに天気が急変して荒れるから出航するなと、同業他社の人達が忠告したのに、事故を起こした企業の船だけ出航したらしい。何も知らない観光客を二十数名乗せて。で、結果、船長含めて全員水死体になりましたとさ。可哀想。

 

 このように、世の中には信じられないくらい杜撰でいい加減な奴らが存在するのです。そして、そいつらが観光船の舵を握っていたり、自動車のハンドルを握っていたり、自転車のハンドルを握っていたりするのです。勿論、歩行者とかランナーもいい加減な奴らが多い。平気で車道なのに、逆走してランニングしている気持ち悪い見た目のおっさんランナーとかいるじゃん。お前のその汚い体とか誰も見たくねーんだよ。せめて、車の進む方向に合わせて順走してくれ!と思うけど、奴らは何も分からないらしい。そのくせ、日本の法律では、事故が起きたら、自動車の方が圧倒的に過失割合が高くなるのだ。

 

 マジでふざけているよな。自転車が夜間、無灯火でスマホを見ながらフラフラと逆走してきて自動車とぶつかったとしても、なぜか、日本の法律では、自動車の過失割合の方が圧倒的に高くされるらしい。マジで一度、裁判官が運転する車と、DQNの自転車が事故ったらどうなるか見てみたい。果たして、その裁判官の仲間たちは、普段、赤の他人共に出しているような冤罪レベルの判決を、そのお仲間の裁判官にも下すのでしょうか?

 

 と、まあ、このように、マジで世の中狂っているので、ドラレコという証拠は必須なのです。中でも、私が今ルーミーに装着済みの、360度+リアカメラモデルがお薦めです。激しく、最強にお薦めします!絶対にこれにしろ!メーカーはどこでもいいので、とにかく、360度+リアカメラモデルが良いと思うよ。前後録画タイプのドラレコだと、側面が撮影出来ないから。

 

 泣き寝入りしないように。なんかロシア人も、めっちゃドラレコが普及しているらしいのだが、その理由は、ロシア人の警察官がでっち上げの罪で金をせびるかららしい。なので、一般人のロシア人達は、ドラレコの映像という形で証拠を残して対抗しているらしい。

 

 まあ、日本の警察官は賄賂を要求しないだろうが、マジで狂っている奴等には、ドラレコしかないからな。まあ、あとは、肝心の記録媒体のSDカードのメンテナンスとか、種類とか、マジでちゃんと調べてから買えよ。SDカードならどれでもいい訳ではないからな。ちゃんとドラレコ用のSDカードを買えよ!ちなみに、私はMLCという規格のSDカードを、現時点で合計10枚所有しています。R2に7枚、ルーミーに3枚積んでいます。このように、ちゃんと予備のSDカードまで用意しておきましょう。常識です。

 

 なんか知らねーが、常識を強要する奴が、今時、ドラレコも装着してねーのなら、そいつは究極の非常識野郎だな。他の分野で常識人だとしても、ドラレコを付けていないのなら、そいつは幼稚園児より下の、世の中のことを何も分かっていない非常識人間ですよ。

 

 今時、ドラレコも付けていない奴が、偉そうにすんじゃねーぞボケ!