齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

刑務所の水道水とは?

 みんな、けっこう危ない運転、しているよね?

 

 例えば、対向車線が右折レーンと直進レーンがあり、対向車が来ている状況で、こちら側の車線は一車線で、右折レーンの直ぐ横のこちらの車線脇がバス停で、そこでバスが停まっているという状況で、みんなビュンビュンバスを追い越していくんだよね。

 

 それ、もしも来ている対向車が右折レーンに入ってこようとしている車だった場合、正面衝突するけど、そこまで考えているのかな?

 

 あと、別の場所、まあ、具体的に言えば、神奈川県の平塚市の湘南平の出入り口前のバス停なのだが。あそこ、隆起した部分のてっぺんで、しかも先はカーブなので対向車が来ているか目視できない。対向車線は下から上がって来て、しかもカーブなので、余計に目視出来ない。しかも、前には視界を遮るバスのお尻が、ドーンと視界を遮っているのだ。

 

 そんなカーブの場所にバス停がある。なので、俺は毎回、対向車が見えないので、危険だから、そこでは絶対にバスを避けて進まない。だが、他の奴らは、対向車が来ているかどうか目視できない状況であるにもかかわらず、平気で対向車線にはみ出して進んでいるんだよな。

 

 あれ、対向車が最悪なタイミングで来ていたら、正面衝突してしまうが、果たして、そこまで想定しているのかな?

 

 それで殺してしまえば、その後の長い長い裁判を経て、収監されるよな。だって、それ、危険運転なので、執行猶予は付かないと思うよ。前が見えない状況で、無理に対向車線にはみ出して進んだ結果、正面衝突して相手のドライバー、家族さんを殺したのだから、執行猶予は付かないだろうに。

 

 んで、不思議なのが、なぜ、そこまでして時間を節約したいの?ロシアンルーレットみたいに、何分の一かの確率で確実に危険な状況に遭遇することを、なぜそこまでして、やろうとするの?

 

 何回も何回もそんなことを繰り返していたら、いつかは必ず遭遇するよね、最悪な結末に。

 

 時間の短縮って、バス停での乗客の乗降時間って、そんなに掛からないよな。仮に老人がモタモタしていて時間が掛かったとしても、だからといって、正面衝突のリスクがある箇所で、反対車線にはみ出してまで進まねーわ。

 

 そんなに刑務所に入所したいのかな?ムショなんて最悪ですけど。刑務官として勤務するのなら、それなりの金が貰えるけど、マジで普通に囚人として収監されたって、時給10円とかで強制労働させられて、臭い他の囚人達との共同生活なんて、最悪だぞ。

 

 好きな飲み物も飲めないしよ。酒は勿論ダメだし、甘い飲み物も、無理です。勿論、好きな食べ物を食べる権利もありません。強制的に、毎日、決まったメニューを食べるしかない。「今日はオムライスが食べたい!」とかいっても、そんな我儘は聞き入れられないよ。

 

 まあ、お前の人生なので、お前が単独事故で死ぬのなら、別にいいけどさ。でも、正面衝突は、他人が巻き添えになるので、やっぱり危険運転は止めてくれよな。

 

 昨日のヤフーニュースでも、六十代の男が運転する車が高速道路で、脇見運転だかで事故って、それで、その大破した車の破片が反対車線に飛び散った結果、その破片を避けようとして、反対車線でも事故が発生したらしい。

 

 マジで、そういう風に、大迷惑だから。止めてくれ。勿論、お前自身の人生の為にもな。

 

 いいのか?本当にいいのか?好きな飲み物、一切、自由に飲食できなくなるけど、本当にいいのか、それで。

 

 いいのか?もう一度、再考しろ!深く考えろ。沈思黙考しろ。

 

 お前が今、毎週、食べている、そして飲んでいる、好きな食べ物、飲み物が、一切飲食出来なくなるからな、刑務所内では。覚悟しておけ!

 

 あと、普通に刑期中に死ぬこともあるから。刑務所の中で死にそうだからといって、刑期内だったら、出してくれねーから。ムショの中で死ぬぞ、普通に。