齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

ゆずりびと⑰

 俺は譲られても、その譲られた先に何かあるのではないか?と警戒する。

 

 特に譲ってくれた相手が俺を騙して地獄に叩き落そうとしている、とは思わない。

 

 が、相手も気付かずに左後方からバイクが急接近してきているパターン等もあるのだ。

 

 だから相手が善意で譲ってくれたとて、自分が危険だと判断すれば、行かない方が良い。

 

 何事もないのが最良だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は合流帯を常に見ている。

 

 合流帯が見えたら、その奥から常に車が合流しようと進んできていないかと、ちゃんと見ている。

 

 で、進んできていたら、速度調整をする。

 

 まあ、その前に、安全に右車線に移動可能なら、とっとと右車線に移動するけどな。

 

 あまりにも合流帯が短いところがあるからな、西湘バイパスの国府津みたいに。

 

 俺は事故は御免だから、譲る動作をする以前に、予め事故回避に動くのだ。