齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

自転車安全教室

自転車安全教室

自転車安全教室

 

 

  自転車の交通安全について、[自転車安全教室]という、一般財団法人・全日本交通安全協会発行の書物を用いて解説しています。

 

 まあ、自転車保険の重要性とか、色々と喋っています。

 

 とにかく、自転車というと、発動機(エンジン)が付いていないので、その破壊力について侮る傾向があります。

 

 けど、自転車とはいえ、人を轢き殺す力はあります。

 

 音楽を聴きながら、或いはスマホを片手で持って見ながら自転車を運転中に、前方を歩いていた他人に気付かず、激突し、殺してしまった事件がありました。

 

 その裁判では、その女子高校生とその親に、総額9500万円位の損害賠償金を支払えという判決が出たと記憶しています。

 

 赤の他人の為に、そんな、毎月10万円をコツコツと、総額9500万円を完済するまで地道に支払い続けねばならないなんて、そんなバカなことがありますか?

 

 とはいえ、自分のやってしまったことなので、仕方が無いのです。一億円まで支払う損害賠償をカバーする自転車保険に加入していたのならば、その保険金で一気に支払えますけど、もしも加入していなければ、実に馬鹿らしい未来が待っています。

 

 私が加入しているソニー損保の自動車保険には、自転車事故等の日常生活における賠償事故までカバーする付帯保険もあります。

 

 それは、たしか2018年までは一億円までしか支払われませんでしたが、今回の更新の案内のパンフレットには、三億円まで支払うと書かれていました。

 

 なので、くどいようですが、保険はちゃんと加入していてください。損害賠償保険のことです。セブンイレブンにも自動車事故や日常生活上で発生した損害賠償に関わる事故の支払いをカバーする保険があります。

 

 私は、セブンイレブンのマルチコピー機から申し込みました。それで、料金はレジで支払う形式です。今は、各社が自転車事故までカバーする日常生活賠償保険を発売していますので、必ずどこかしらの保険には加入していてくださいね。

 

 まあ、勿論、交通安全に気をつけるのは勿論ですが。それ以前に、やはりどれだけ本人が気をつけていても、もらい事故もあるし、そんな時に、自転車にはドライブレコーダーはついていないので、相手が嘘をついた場合、相手の主張が通ってしまい、あなたが泣き寝入りしてしまうケースも想定されます。

 

 なので、そんな時の為にも、せめて損害賠償という面では自分が苦労しないように、ちゃんと自転車保険には加入しておきましょう。