齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

サイレントヒル箱根とは?

 サイレントヒル箱根とは、私の住む神奈川県にある【箱根】という、割と全国的に有名な場所があるのですが、そこは頻繁に濃霧が発生することで有名なのです。

 

 よって、霧の中での運転における注意点ということで、この動画を撮影しに行きました。

 

 まあ、箱根以外にも、日本は山国なので、日本全国、けっこう霧が発生する箇所があると思います。まあ、沖縄県は発生しないイメージがありますが。でも、屋久島とかは濃霧が発生するイメージですね。きっと東北とかも凄いでしょう。

 

 まあ、そんな感じで、霧の中での運転を撮影しました。で、普段なら、昼で霧が発生していないのなら、曇天だとしても、ある程度の日光が届くので、ある程度は見通せます。

 

 しかし、夜間は、まあ、箱根は街灯のある区間もあるとはいえ、基本的に暗い。なので、速度は当然、落とします。私は走り屋ではないので。

 

 で、更に、霧が発生していたとなると、当然、もっと速度を落とします。これは安全運転の為には当然です。

 

 昼でも、濃霧が発生していると、先を見通すことが出来ません。なので、無茶な速度では突っ込みません。

 

 夜の濃霧なんて、もう本当に全然見えません。都会の夜は、濃霧も発生しないし、店舗や街灯の灯りで、自車のヘッドライトを点けていなくても、割と走れる位に明るい。まあ、必ずヘッドライトは点けねばなりませんが。

 

 しかし、箱根の、夜間の、しかも濃霧という状況。この状況で速度を出すのは自殺行為であり、頭がおかしい行為だと思います。

 

 けど、私が安全運転で速度を落として走行している傍を、実際に何台か、対向車線にはみ出して追い越して行きました。

 

 で、その内の一台は、はみ出した対向車線の脇にたまたま歩行者がいて、危うく轢き殺すタイミングでした。で、そいつはバカなので、御礼のハザードをつけていたと思います。アホなの?あんた、今、ちょっとタイミングがズレていたら、轢き殺した現行犯で逮捕されていたんだよ?分かっているのかな?

 

 あのさ、なんで、なぜ、あんな濃霧なのに、そんなにスピードを出すのかな?あの、君、絶対に、もしも最悪なタイミングで人が飛び出してきたり、カーブの先の路上に人が倒れていたりしても、絶対にその速度だと、対処できないよね?その日は濃霧なのだから。

 

 それはロシアンルーレットなんですよ。「どうせ何も、誰もいないはず」という思い込みの上に成り立つ、砂上の楼閣です。今迄何もなかったのは、ただ単に運が良かっただけです。

 

 あのさ、256回に1回の割合で交通事故を起こすようなことをしでかしては駄目なんですよ。

 

 勿論、人間だし、カーブの先に何が待っているかは、見通す力はない。千里眼の能力なんて、大抵の人には備わっていないから。でも、それでも、危険を避ける運転をしていれば、自ずと安全運転となり、危機は自然と回避できる確率で満たされる。

 

 濃霧というのは、究極に見通しの悪い道路状況なんですよ。そんな状態で、なぜあなたは速度を出すのですか?意味不明ですね。

 

 どうか私の、この【濃霧の箱根の山中】の運転動画集を見て、じっくりと観察して、[事故を起こさない運転]を心掛けてください。

 

 ハッキリと言いますが、どんなに社会的地位が高かろうが、どんなに高い車に乗っていようが、私の考えでは、道路上では、事故を起こさない運転をする人が一番偉いのです。

 

 なので、大企業のCEOで年収15億円だけど事故を今迄の人生で一回でも起こした奴(どう考えてもその人自身の過失ではない事故は除く)よりも、今迄の人生で無事故の俺の方が、俺の基準では、偉いのです。

 

 だから、事故を頻繁に起こすような野郎が、偉そうにするんじゃねーぞ!濃霧で速度なんて出すなボケ!事故るわ!危険だから!

 

 あと、ちなみに、このカテゴリのタイトルが【サイレントヒル箱根】となっていますが、そのサイレントヒルという意味は、サイレントヒルという有名なホラーアクションゲームがあって、その中で、化け物が出て来る時が濃霧状態なので、そこから来ています。