齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

タイヤ関連の防げた事故

 車の事故には、防げる事故と、防ぎ辛い事故がある。

 

 タイヤに起因する事故の場合、大部分が防げた筈だ。

 

 路上に大型の尖った金属があって、それを踏んで瞬時にパンクしてスピンした、というのなら、防ぎようがなかったかもしれない。

 

 が、予め自分の車のタイヤがおかしいと気付いていたのに、何の対策も取らずに使用し続けた結果、起きた事故なら、それはそいつのせいである。

 

 とにかく車は金が掛かる。故に、あまり車両本体に金を掛けるな!

 

 つまり、見栄を張って、トヨタ自動車の高級ミニバンのアルファードを買うような愚行をするな!ということだ。アルファードは、金持ち用の車だ。庶民が購入して良い車ではない。庶民なら、大人しく、シエンタとかルーミーとかにしておけ。金欠気味の家計のくせに、ファミリーカーとして、中古のアルファードを買うなんてことはするな。中古だろうが、アルファードは高級車なので、修理する金は高い。タイヤも大径タイヤなので、余計に金が掛かる。

 

 だから、車本体にあまり金を掛けるな!メンテナンス費用の方に金を掛けろ!

 

 車は立派なBMW5シリーズのくせに、車本体のローンの返済で大変なのか知らないが、タイヤはしょぼいタイヤというケースを、路上で、けっこう見ますね。複数車線で、隣に止まった車のタイヤを見るとね。

 

 だから、金が無いのなら、大人しく車本体はルーミーとかの安い車にして、タイヤは良いタイヤを履け!とにかく安全面に金を掛けろ!タイヤは、唯一の地面との接地場所なんだから。そこに金を掛けろ!深い傷がついたり、何か異常が発生したら、プロに見てもらえ!そして積極的に交換しろ!何かあってからでは、もう遅い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 タイヤバースト事故で、誰かが死んでからでは、もう遅いぞ。