齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

They Don't Care About Car ②

 自転車を追い抜けないことは多々ある。

 

 日本の道路は狭いしクネクネ曲がっているからな。

 

 左カーブ、右カーブ、先が見えない。

 

 そんな場所では無理して追い越すなよ。

 

 だってカーブの箇所で先が見えないのに反対車線にはみ出したら、それは運頼みだ。

 

 そんなことを繰り返していたら、ロシアンルーレットと一緒で、いつか必ず丁度の最悪なタイミングで対向車が来てしまい、正面衝突するだろう。

 

 左側に避けようとしても、丁度その時に左横に自転車がいれば、今度は自転車に接触してしまうからな。

 

 日本の道路は狭いのに、車の幅は年々拡大しているからな。

 

 運転が下手なくせに車幅が1860mmとかの車に乗っている奴も多いからな。

 

 運転が下手なら、車の幅が狭い軽自動車とか、車の幅が1700mm以内のコンパクトカーに乗れよな。

 

 運転が下手なくせに見栄を張って幅が1850mmもあるメルセデスベンツEクラスに乗るなよ。

 

 乗るのなら、買った直後から車幅の感覚を掴む為の修行をしろ!空き地に段ボールを設置して、どこまで進めば接触するのかを掴む修行をしろ!

 

 俺は毎回、運頼みで無理して追い越さねば追い越せないのなら、その時はグッと我慢して追い越さないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 安全に追い越せる時が到来するまで、待つ。

 

 たとえ後続車にクラクションを鳴らされてもだ。

 

 だって事故を起こせば、その無責任な後続車は一切責任を取らずに逃走するんだからな。

 

 「俺には関係ねーよ」ってな。

 

 だから他人のことをそこまで気にしては駄目だ。

 

 あくまでも自分が安全に追い越せるタイミングで行くべきだ。