危険を予知・察知する能力は、やはり個体差があるよな。
ズボラな性格の人は、この狭い道路だらけの日本を運転するのは、ちと無理があるだろ。
何度も何度も同じ間違いをする奴。
一時停止違反とか、なんでベテランドライバーがちゃんと止まらないのかな?
そういうところなんだよな。そういうところがちゃんと出来ない奴は、他の細かな気配りというか、小さな段階の危険を察知する能力も低いままなんだよな。
危険察知能力を育てようとしていないんだから、しょうがないよな。
だからいつまで経っても運転が下手なままなのだ。
運転の上手さというのは、華麗にドリフトをしつつ曲がることでも何でもない。
真の運転の上手さというのは、事故にならない運転のことなのだから。
公道では、気にしなければならない対象は一つとは限らない。
時には二つ、もっと三つある時もある。
例えばストレートの道でも、左後方から自転車接近、右側方に自転車が走って来ており、それを対向車が避ける為に中央付近に膨らむ、と同時に左の公園から子供が道路に飛び出しそうな気配がある、注視せよ!とかな。
このように、最悪な時には三点、四点を同時に視界の中に捉えて、瞬間的に危険の度合いを判断し、回避行動をせねばならない。
回避行動とはつまり速度調整とかだな。
適切な判断が瞬時に求められる。
だから耄碌した脳では、もう無理なんだよな。