齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

【飲酒運転せずに、飲酒運転死亡事故現場に行く旅】⑦八街市飲酒運転死亡事故現場から市原刑務所【1】

 で、梅沢洋が起こした飲酒運転による死亡事故現場を通って、今度は市原刑務所に向かいました。

 

 市原刑務所は関東の交通刑務所と呼ばれている刑務所だ。

 

 交通刑務所とは、交通関連の罪の者が収容される施設だが、男のみだ。女性は普通の女子刑務所に収監される。

 

 で、数年以内に出所予定の比較的短期の刑期の者が収監される。なので梅沢洋みたいに懲役14年も食らった奴は、普通のどこかの刑務所に行く。

 

 まあ、刑期が短いので、脱獄する者はいない。ということで、塀もない。故に脱獄しようと思えば出来るが、損得を考えたら、大人しく服役していた方が良いので、誰も脱獄しない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、昔、ユーチューブ動画で見たが、高校生を居眠り運転で轢き殺した七十代の男が市原刑務所に収監されていて、反省の日々を送っていた。

 

 とはいえ、殺しちまった後に反省されても、もう何も戻ってこないんだけどな。

 

 しいたけ栽培をして、乾燥しいたけ等を作っているらしい。

 

 車っていうのは人を殺せる道具なのに、それを自覚していない者が多いんだよな。

 

 まあ、車内は個室空間みたいに快適だしな、しかも昔の車と比べてサスペンションとか遥かに進化しているから、たとえ安い車でも乗り心地は良いしな。

 

 で、完全密閉の空間で自分の好きな音楽とかラジオをかけて、快適に運転できるし、美味しい飲み物もドリンクホルダーにセットして、飲みつつ運転可能なので、ついつい南国の楽園みたいに勘違いしちまうんだろうなあ。

 

 でも、車の外側では、鋼鉄の板が、いつでも誰かを轢き殺せる状態で、鉄が剥き出しの状態で迫っているんだよな。

 

 まあ、人を轢き殺す前に危険性を訴えても、どうせDQNなんて聞く耳を持たないよな。

 

 それがDQNだから。自分で失敗するまで気が付かないからな。