齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

脇見運転せずに江の島とか行ったドライブ⑥

 脇見運転する奴って、なんか、車内空間が、ネットカフェの快活倶楽部の個室みたいな感覚になっているんだろうな。

 

 快活倶楽部は、そりゃネットカフェの王者なので、快適だよ。快適装備が沢山だよ。

 

 でも、快活倶楽部の個室は、動いていないんだよ。それに対して車の中は、信号停止中や踏切の前で停止中でない限り、動いているんだよ。

 

 で、その動作は、運転手の足元のアクセルとブレーキ次第なんだよ。

 

 簡単であるが故に、人間はアクセルとブレーキの操作を舐めるんだよな。だから余裕、余裕と感じて、平気で車間距離を詰めて、舐めるんだよな。

 

 そう、車間距離を詰め過ぎだから。車間距離が離れていれば、多少は油断しても、大丈夫な場合が多いのにね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 特に何もない田舎の道ならともかく、都市部の道で、よく脇見する余裕なんてあるよなあ。

 

 俺は全くないよ。だって注意対象が沢山あるんだから。

 

 ここでいう注意対象というのは、歩道を歩く魅力的な女性とかではなく、すり抜けて来るバイクとか、そういう危険な動きをする奴等のことだ。

 

 流石に都市部では鹿とか狸に気を付ける必要はないと思うので、主に人間が注意対象だ。

 

 俺は横浜市の運転とか、普段は車で全く行かないので、緊張するから、余計な場所を脇見している余裕なんて無いよ。

 

 初見の道は、低性能な脳しかない俺にとっては、真剣に運転して、漸くまともに情報処理が追いつく程度のレベルだからな。

 

 初見の道で脇見なんて、事故誘発活動だろ。