齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

ゆずりびと【22】

 街中の運転では、俺はとにかく頻繁に譲ることが多いよな。

 

 あと予め脇の道路への入り口を空けておくとかな。

 

 そうすると、対向車が来て、渋滞中の俺の車線を通って、左側の道路というか通路に入っていけるからな。

 

 それも、予め予測して空けた【譲り】の一種である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 単純な譲りから、複雑な譲りまである。

 

 路駐車があって、その車を避けて反対車線にはみ出して進もうとしたら、対向車が来たとする。

 

 しかし対向車線側に路駐車があったとする。

 

 そうすると、同じ条件となるが、どちらが先に行くかで、相手ドライバーとは意思の疎通は出来ない。

 

 テレパシーも使えない。

 

 だから、そのような場面でも、俺はしばしば譲る。

 

 だって相手の明確な意思なんて確認のしようがないから。