齋藤健一の交通安全講座

『ミスをすれば死ぬ!』

ヨコハマタイヤ・アイスガード6

 私は今回、ヨコハマタイヤのアイスガード6を装着したスバルの軽自動車のR2の運転動画を撮影しました。

 

 アイスガード6は、今は既にアイスガード7が発売されているので、旧型となっています(2022年2月時点)。

 

 ちなみに、アイスガード6の発売日は2017年9月で、アイスガード7の発売日は2021年9月です。

 

 まあ、勿論、新型の方が、より高性能なことは言うまでもない。しかし、旧型とはいえ、雪上性能、氷上性能共に高評価の歴史があるヨコハマタイヤのスタッドレスのアイスガード6なのだから、たとえ旧型になったとはいえ、とてつもなく高性能なのだ。勿論、新型が発売される直前までは最新型だったのだから。

 

 で、私が履いている、このアイスガード6の製造年は2019年です。たしか36週目に製造されたと記憶しているので、まあ、2019年の8月頃に製造されたのではないでしょうか。

 

 で、これから紹介する動画を撮影した時期は、2022年の2月です。なので、製造から二年と六か月程度しか経過していないタイヤということです。勿論、保管方法も、屋外ではありますが、横積みにして、タイヤの空気圧もある程度抜いて、タイヤカバーもかけて保管しました。なので、保管状態により劣化した可能性は、多分ない。

 

 で、タイヤの溝も、プラットフォームまで到達したスタッドレスタイヤは、もうスタッドレスタイヤとしては使用不可能になりますが、このアイスガード6は、まだプラットフォームまではあと2mm程度あったので、まだまだスタッドレスタイヤとして使用できる状態のものです。

 

 それで、勿論、空気圧も適正でした。ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤなら、製造から四年間は、適切な保管方法さえしておれば、新品当時とほぼ同等の性能が発揮されるとのことなので、私が使用していたこのアイスガード6も、新品当時と比べて大幅な性能劣化は考えられません。

 

 なので、このカテゴリーで今後ご紹介する動画の中で、私はアイスバーンで滑ってしまい、信号待ちしていた前車に通突してしまった事故を起こしてしまいましたが、多分、新品の、買ったばかりのアイスガード6だったとしても、同じく追突していたでしょう。

 

 まあ、スタッドレスタイヤというのは、雪上性能に関しては、各社のどのスタッドレスタイヤでも、大体グリップします。だって、想像してみてください。雪、フカフカの雪の上ならば、滑ることはない、ということは、徒歩だとしても分かりますよね?フカフカの雪の上をスニーカーで歩いても、別に滑りませんよね。まあ、雪でスニーカーは濡れますが。なので、中華メーカーの激安スタッドレスタイヤであっても、大体、雪上性能は、そんなに極端に落ちない。

 

 だが、肝心なのは、アイスバーンです。私は、実際に自分自身で滑って事故を起こすまでは、タイヤメーカー各社がしきりに[氷上性能]のアップをアピールする意味が、よく分かりませんでした。だって、今迄、車を運転中に、アイスバーンで滑った経験なんてありませんでしたから。だから、「氷上性能が凄いから、何?耐摩耗性能の方が重要なんじゃないの?」と舐めていました。

 

 まあ、今回、実際に自分でアイスバーンで滑って事故ったことで、耐摩耗性能、つまりスタッドレスタイヤの寿命などよりも、多少削れる速度が速くてもいいから、「とにかくアイスバーンで1mmでも手前で止まれる性能の方が遥かに重要だ!」と思うに至りました。

 

 まあ、そもそも今迄、殆ど路面が凍結するような時期に、運転することが無かった。つーか、神奈川県の海沿いの湘南地域なんて、滅多に雪は降らない。気温は-になることもありますが、それでも、ほんの道路の隙間、ほんのちょっとの陥没部分に溜まった水分が凍結している程度で、日常的に路面が凍結する地域みたいに、道路全面がスケートリンクみたいにビシッと凍り付く、なんてことはありませんでした。

 

 まあ、私は18歳から21歳まで岐阜県に住んでいました。で、マツダの初代デミオのFFを運転していました。でも、タイヤが滑った記憶はありません。まあ、勿論、その頃も、スタッドレスタイヤは履いていたと思いますが。それは西暦2000年頃の話ですかね。で、21歳からは湘南地域に住んで、相変わらずデミオを運転していました。

 

 で、25歳から35歳までは車を所持していませんでした。だから、ほんのちょっと、警備の仕事で社用車を運転したとか、海岸清掃の仕事でハイエースを運転した程度であり、その時も、別に路面の凍結に遭遇したことなどありませんでした。まあ、警備の仕事は、ほんのちょっと夏場にした程度で、海岸清掃の仕事も、冬も仕事しましたが、結局、温暖な神奈川県の海沿いを行ったり来たりしていただけなので、路面の凍結とは無縁な地域でしたから、アイスバーンに遭遇することもありませんでした。

 

 で、35歳から今(40歳)までの五年間は、今もですが、車を運転しています。自家用車です。でも、運転するのは基本的に神奈川県内の沿岸地域か、せいぜい伊勢原とか厚木程度までです。山梨県まで行ったことはありましたが、それは夏場でした。

 

 だから、冬場の山梨県とか、ハッキリ言って、舐めていました。勿論、事故るまで、アイスガード6の性能が凄くて、信頼しまくっていたので、今回も余裕で止まれるだろうと思い込んでしまったのもあったかと思いますが。

 

 まあ、実際の事故の映像は後のページに掲載するとして、まずは、ここでは、私の車に装着しているアイスガード6の映像と写真をお見せします。

 

 

 

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アイスガード6①



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アイスガード6②

 

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アイスガード6③

 

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アイスガード6④

 

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アイスガード6⑤

 

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アイスガード6⑥

 

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アイスガード6⑦

 

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アイスガード6⑧

 

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アイスガード6⑨

 

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アイスガード6⑩

 

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アイスガード6⑪

 

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アイスガード6⑫

 

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アイスガード6⑬

 

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アイスガード6⑭

 

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アイスガード6⑮

 

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アイスガード6⑯

 

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アイスガード6⑰

 最後の写真の、溝の間にある横三本の線のあるでっぱりが、プラットフォームと呼ばれる部分です。ここまでタイヤが削れると、もうそのタイヤは、スタッドレスタイヤとしては使用出来ません。勿論、メーカーがそう言っているだけで、たとえプラットフォームまで削れたとしても、その状態で雪道を進むことは出来るよ。でも、性能は大幅に低下するであろう。

 

 まあ、その他にも、スタッドレスタイヤの寿命はゴムの柔らかさなので、製造からあまりにも年月が経過したスタッドレスタイヤは、まだまだ溝か残っていたとしても、もう冬タイヤとしては使用不可能かもしれない。なぜならゴムが硬化するから。氷上や雪上を走行するには、ゴムの柔らかさが必須なのだ。

 

 各社で、柔軟性分は違うので、このメーカーのスタッドレスタイヤは、ぶっちゃけ二年しか使えなかったが、こっちのメーカーのスタッドレスタイヤは四年使えました、とか、普通にあるからな。なので、あまりにも値段のみを見るのではなく、長い目で見れば、やっぱり四年位使用できます、と謳っているタイヤメーカーのスタッドレスタイヤを買った方が良いと思うよ。

 

 だって、安いスタッドレスタイヤだとしても、二年おきに買い替えていたら、履き替え工賃も追加で一回分支払わねばならないし、結局、二回も買うのなら、四年ずっと使えるスタッドレスタイヤの方がお得になるから。

 

 それに、やっぱり、高いスタッドレスタイヤの方が氷上性能は高い。それは当然だ。だから、あまりにも値段ばかり見るのは止めよう。服なら激安品でもいいけど、タイヤは、マジで人命に係るからな。

 

 あと、可能ならば、出来るだけ製造年の新しいタイヤを買うようにしましょう。だって、製造から年月が経過すればするほどゴムは硬くなるのだから。なので、出来るだけ製造年の新しいスタッドレスタイヤを選んで買おう!いくら安くても、三年落ちの製品とか、マジで買わない方が良いよ。まあ、たったのワンシーズンしか使う気が無いとかなら、別にいいかもしれないが。

 

 まあ、小石が沢山挟まっていますけど、しょうがない。毎回、挟まるんだから。一々、タイヤを少しずつ回転させて、マイナスドライバーで小石を除去する、なんてことはしない。

 

 つーか、別に小石が挟まっていても大丈夫だ。まあ、でも、冬場はスタッドレスタイヤを履いた車がとても多い。そしてスタッドレスタイヤは夏タイヤに比べて溝が深いので、小石が挟まり易い。なので小石を沢山噛んだ状態のタイヤだらけだということだ。

 

 なので、飛び石が飛んでくる確率も、冬以外の時期と比べて増す。だから、冬場はちゃんと車間距離を取りましょう。基本的に、飛び石が飛んできてフロントガラスがビシッと割れても、相手に損害賠償を請求出来ないことが多い。つーか、多分、無理。ドラレコで前のリアタイヤの方角から小石が飛んできた映像がバッチリ収まっていたとしても、「お前がちゃんと車間距離を取っていなかったからだろ」と言われて敗北するだろうから。

 

 そもそも、そんなことで赤の他人とトラブルになりたくはない。だからこそ、冬場は夏場に比べて、もっと車間距離を取りましょう。別に車間距離を取り過ぎていたせいで、割り込まれたとしても、どうってことはないのではないかな?